ヤマハ「YZF-R1」シリーズの2020年モデル、発売は2020年8月20日!
ヤマハのスーパースポーツ・フラッグシップモデルとなる「YZF-R1」および「YZF-R1M」の2020年モデルが8月20日に発売されました。
![画像: ※写真は仕様が国内とは一部異なります。また、一部の部品を取り外しています。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/06/03/bff414b294e7c44a51605d507aceda9601da83cd_xlarge.jpg)
※写真は仕様が国内とは一部異なります。また、一部の部品を取り外しています。
YZF-R1シリーズの2020年モデルは逆輸車ではなく、日本仕様としての正規ラインアップとなります。
YZF-R1M ABS/YZF-R1 ABS 主なスペックと価格
全長×全幅×全高 | 2055×690×1165mm |
ホイールベース | 1405mm |
最低地上高 | 130mm |
シート高 | 860mm(855mm) |
車両重量 | 202kg(201kg) |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ直列4気筒 |
総排気量 | 997cc |
ボア×ストローク | 79.0mm×50.9mm |
圧縮比 | 13.0 |
最高出力 | 147kW(200PS)/13500rpm |
最大トルク | 113N・m(11.5kgf・m)/11500rpm |
燃料タンク容量 | 17L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24.00゜ |
トレール量 | 102mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70 ZR 17・200(190)/55 ZR 17 |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
発売日 | 2020年8月20日 |
車両価格(税込) | 236万5000円(319万円) |
※( )はYZF-R1M
新型「YZF-R1」シリーズは、磨きを掛けたクロスプレーンエンジンや、伝わりやすい“接地感”を主眼にセッティングした前後サスペンションの他にも「エンジンブレーキマネジメント」や「ブレーキコントロール」などを加え、電子制御システムの全てが見直されました。
また、エアロダイナミクス特性を高めた新設計のカウリングなどを採用し、従来モデルからさらなる進化を遂げています。
EU5に適合しながら進化・熟成させたクロスプレーンエンジン
![画像: <新作シリンダーヘッド・インジェクターによる進化した燃焼系>燃焼室とスロットルバルブの距離を短縮するため、シリンダーヘッドを新作。さらに新型インジェクターをバルブ傘裏狙いの斜流噴射にて採用します。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/06/15/61aeb00f0e0a39edf4708a703f3ed68949644b41.jpg)
<新作シリンダーヘッド・インジェクターによる進化した燃焼系>燃焼室とスロットルバルブの距離を短縮するため、シリンダーヘッドを新作。さらに新型インジェクターをバルブ傘裏狙いの斜流噴射にて採用します。
エンジンはEU5排ガス規制に適合させながら現行モデルと同等の出力を維持し、かつクロスプレーンの「リニアリティとトルク感」向上を目標に開発されています。
これらによって、低~中回転域の燃焼速度を最適化し、スロットルの開け始めからのリニアリティ感を向上させ、トルク感を一層感じやすい特性に仕上げられています。
なお、高回転域でセカンダリーインジェクターを追加するツインインジェクター方式は継続しています。
新作フィンガーロッカーアームが採用された動弁系
![画像: 新作フィンガーロッカーアームが採用された動弁系](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/06/15/6bbfcb96043adbf2b9a9571764ca270f329c7e61.jpg)
エンジンのフィンガーロッカーアーム式バルブシステムの熟成・進化も図られました。アーム形状を見直し、高回転域でのバルブ挙動特性を向上。レースユースでのさらなる高回転化を見据えた限界性能の底上げも果たしています。
さらに潤滑系も熟成を遂げました。高回転域での油圧低下を防ぎ、オイル撹拌(かくはん)によるロス馬力低減を図るため、各コンロッド大端へのオイル供給には、現行同様に「センター給油方式」を採用しました。
2020年モデルでは、コンロッド大端、クランクジャーナル、ピストンクーラーへのオイル供給量の最適化を図ることで、高回転域でのクランクケース内のオイル攪拌による馬力ロスが、さらに低減されています。
次世代「R」デザインを主張するLEDデュアルヘッドライト
![画像: エアロダイナミクス特性を高めた新デザインカウルは、上体を伏せた姿勢でライダーがカウルの中におさまるよう走行風の流れをコントロールすることで、空気抵抗特性を現行比で5.3%向上させています。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/06/15/e11b157f6bbbed22fe54d62ed1437f68ad58abc4.jpg)
エアロダイナミクス特性を高めた新デザインカウルは、上体を伏せた姿勢でライダーがカウルの中におさまるよう走行風の流れをコントロールすることで、空気抵抗特性を現行比で5.3%向上させています。
ライトは軽量コンパクトな新型LEDデュアルヘッドライトを採用します。
Low/Highビームとも照射特性を最適化し、特にLowビーム時の照射性(照射範囲)が大きく向上されています。
さらに新デザインのポジションランプとのコンビネーションで、次世代「R」デザインを象徴するフロントフェイスを演出しています。
サーキットを征するフラッグシップ・スーパースポーツ
![画像: サーキットを征するフラッグシップ・スーパースポーツ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/06/15/3c8e9180a5d635f7625dbda0b946d258b374d5df_xlarge.jpg)
2020年モデルでは他にも、EBM(エンジンブレーキマネジメント)とBC(ブレーキコントロール)を加え、全てを見直した電子制御システムや、エアロダイナミクス特性を高めた新設計のカウリングなど、様々な変更がなされています。
YZF-R1 ABS(236万5000円)
![画像: YZF-R1 ABS(236万5000円)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/06/03/fac5babc8129429dc7bd8d3a37834acab461bb8c_xlarge.jpg)
<カラーバリエーション>
![画像: ディープパープリッシュブルーメタリック C](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/06/15/ed42f576cba99ca96a7d0702898cc7190c9d73e9_xlarge.jpg)
ディープパープリッシュブルーメタリック C
![画像: ブラックメタリック X](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/06/15/0de08e38e3f578c05bab9b2e0992d0f779d9868d_xlarge.jpg)
ブラックメタリック X
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YZF-R1M ABS(319万円)
![画像: YZF-R1M ABS(319万円)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/06/03/d74c6b72e7166e220e55946cf4af77a85b7816b8_xlarge.jpg)
<カラーバリエーション>
![画像: ブルーイッシュホワイトメタリック 2(カーボン)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/06/15/dd7e894cde65cce3dfc4356ef74c5a2db3fe64ab_xlarge.jpg)
ブルーイッシュホワイトメタリック 2(カーボン)
上級モデルの「YZF-R1M」は、オーリンズ社製電子制御サスペンションやアルミにバフがけを施したタンクやリアアームに加え、新たにカーボン素材の軽量カウルが採用されています。
YZF-R1シリーズの2020年モデルは、YSPおよびアドバンスディーラーのみで販売する「ヤマハモーターサイクル エクスクルーシブモデル」です。※2020年5月28日から9月30日までの期間限定で予約の受付が行われます。