ネオレトロ is ベーシック!? カスタムの素材としての魅力に注目!
豊かなトルク特性のクロスプレーンコンセプトエンジンを持つヤマハのMTシリーズ。そのプラットフォームをネオレトロデザインと組み合わせたオーセンティックスポーツが、XSRだ。
日本国内でも3気筒の900(2015年発売)と2気筒の700(2017年発売)が展開、カスタムパーツも充実している。現代モデルの中では自由度の高いカスタムの世界を見せるXSRシリーズ。
![画像: ヤマハ「XSR700 ABS」(国内・2020年モデル)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/04/16/89216e90c7a970a877bdd68124db69b435b1a6fe_xlarge.jpg)
ヤマハ「XSR700 ABS」(国内・2020年モデル)
欧州から数々のカスタムアイデアを発信するヤマハモーターヨーロッパの取り組みに焦点を当て、今回から5回に分けて、紹介していこう。
未来的? 有機的? そのまま市販!? ヤマハXSR900ベースの数々のトライを見る
初回はヤマハXSR900を巡るカスタムから。バイクのオーナーなら気持ちの多少こそあれど、世界の誰もが思い描く自分仕様=カスタムへの夢。
ヨーロッパヤマハは現代のヤマハモデルを才能あるカスタムビルダーに託し、カスタムとベース車の可能性を追う企画、「ヤードビルト」をここ数年展開中だ。
![画像: ヤマハ「XSR900 ABS」(国内・2020年モデル)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/04/16/172f937f43ed4c86a138ebb0ced83278ab532f22_xlarge.jpg)
ヤマハ「XSR900 ABS」(国内・2020年モデル)
並列3気筒のネオレトロ、XSR900もその目玉のひとつで、3気筒とアルミフレームをあるものは未来的に、あるものは有機的に。そしてあるものはそのまま市販化も……というさまざまなカスタムトライを行っている。
JvB Moto CP3 XSR900
'70-'80年代のコンセプトカーデザインを投影
![画像1: '70-'80年代のコンセプトカーデザインを投影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/04/16/ee49a4e4fe5f274754dbedf17800a7105eb55140_xlarge.jpg)
ドイツのカスタムビルダー、JvBモトのJens vomBrauckによる“JvB MOTO CP3”。vom Brauck自身が好きという'70~'80年代コンセプトカー。その前衛的なイメージをXSR900に投影した。
前後ホイールはカーボンでカバー、灯火類はフルLED化。タンクカバーやシートカウルはオリジナルでカラーはヤマハブルーを元に深みを増して塗装。2020年には当地で外装キットとして販売する予定があるという。
![画像2: '70-'80年代のコンセプトカーデザインを投影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/04/16/e5b1bc8c02b15e8931e3c5376f8f5a7269402da2_xlarge.jpg)
![画像3: '70-'80年代のコンセプトカーデザインを投影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/04/16/bf1cd6e9befd424652699276092e9e6fa2052f03_xlarge.jpg)
![画像4: '70-'80年代のコンセプトカーデザインを投影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/04/16/8ff36892382ada5c82885c59c75c4338c6fa4cd3_xlarge.jpg)
The Alter/Dab Motors XSR900
22世紀視点でのネオレトロを表現する未来派スポーツ
![画像1: 22世紀視点でのネオレトロを表現する未来派スポーツ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/04/16/df3ef20414fa345981a68dbe683f55924e94edd7_xlarge.jpg)
Dabモータースが2018年に発表した“ジ・オールター”は、3Dモデリングや3Dプリンター(アルミサブフレームやフォークアッパーブラケットはこれによる)、NIX30カートリッジ/STX46オーリンズショック、LEDライト等が目を引く。
レトロをルックバックするのでなく、今から少し先の最新スタイルを22世紀に見たら新たなネオレトロになるという視点からの未来派な1台だ。
![画像2: 22世紀視点でのネオレトロを表現する未来派スポーツ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/04/16/73345be69797c3f106414c501c01760467ea7c91_xlarge.jpg)
![画像3: 22世紀視点でのネオレトロを表現する未来派スポーツ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/04/16/99c591fa23dd624a3692bf7b6ea138da7ef4fec2_xlarge.jpg)
![画像4: 22世紀視点でのネオレトロを表現する未来派スポーツ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/04/16/636b35db2a541cb6af30c2b3e07cb4e857279d6a_xlarge.jpg)
![画像5: 22世紀視点でのネオレトロを表現する未来派スポーツ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2020/04/16/b88de9d1e8bad89e012ba6fc54ee64d10c70a4b2_xlarge.jpg)
取材協力:ヤマハモーターヨーロッパ