初代デビューから高い人気を集めているオールラウンドスポーツのニンジャ1000が4代目へと進化、車名もニンジャ1000SXとなってフルモデルチェンジした。これまでの魅力を継承、パフォーマンスに磨きをかけながら、今回は電子制御関係を充実させてのデビューだ。EICMA2019での発表時の写真とともに詳細を解説しよう。

定番オールラウンダーがさらに完成度をアップ!

画像: カワサキ「Ninja1000 SX」(オプション装着車) 最高出力:142PS/10000rpm 最大トルク:11.3kg-m/8000rpm 発売時期:2020年初夏

カワサキ「Ninja1000 SX」(オプション装着車)
最高出力:142PS/10000rpm 最大トルク:11.3kg-m/8000rpm 発売時期:2020年初夏

カワサキが誇るヒットモデルのひとつがニンジャ1000。

端正なフルカウルボディにトルクみなぎる1043ccエンジン、ほどよくアップライトなライディングポジションで、ツーリングユースからワインディングまで楽しめる、オールラウンドに楽しめるスポーツバイクとして、2011年のデビュー以来多くのライダーを虜にしてきた。

そんなニンジャ1000に、4代目となる新型「Ninja1000 SX」が登場。スタイリングは好評だった従来型のものを受け継いでいるが、今回は電子制御デバイスがさらに充実。快適性を大きくアップデートしている。

従来型でもIMUを導入し、トラクションコントロールやパワーモードを備えていたが、新型は新たに電子制御スロットルを追加採用、ライディングモードやクルーズコントロール、ダウン対応のクイックシフターも追加装備した。

国内発売は来夏の予定だ。

画像: 定番オールラウンダーがさらに完成度をアップ!

KAWASAKI Ninja1000 SX 主なスペック

SPECIFICATION
全長x全幅x全高  2100x825x1190-1225㎜
ホイールベース  1440㎜
最低地上高 135㎜
シート高 835㎜
車両重量 235kg
エンジン形式 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量 1043㏄
ボアxストローク 77x56㎜
圧縮比 11.8:1
最高出力 142PS/10000rpm
最大トルク 11.3kg-m/8000rpm
燃料供給方式 FI
燃料タンク容量 16.1L
キャスター角 24度
トレール量 98㎜
変速機形式 6速リターン
ブレーキ前・後 φ300㎜ダブルディスク・φ250㎜ディスク
タイヤサイズ前・後 120/70ZR17・190/50ZR17

DETAILS 各部をチェック!

画像: ヘッドライトなど灯火類はオールLED化。高速走行に不可欠な防風性の高いスクリーンも形状を改良、ロングタイプもオプション設定される。

ヘッドライトなど灯火類はオールLED化。高速走行に不可欠な防風性の高いスクリーンも形状を改良、ロングタイプもオプション設定される。

画像: スマートに大容量の荷物を搭載でき、脱着も容易でスポーティさも失われない、専用デザインのパニアケースも純正オプションで用意。

スマートに大容量の荷物を搭載でき、脱着も容易でスポーティさも失われない、専用デザインのパニアケースも純正オプションで用意。

画像: スクリーンは工具を使わず角度を変えることができ、体格や好みに合わせて簡単に防風効果を調整できるようになっている。

スクリーンは工具を使わず角度を変えることができ、体格や好みに合わせて簡単に防風効果を調整できるようになっている。

画像: カラーTFT液晶パネルを使った大型メーターを採用。ツーリングとスポーツの2つの表示モードがあり、さらに黒/白の2パターンを選択可能。

カラーTFT液晶パネルを使った大型メーターを採用。ツーリングとスポーツの2つの表示モードがあり、さらに黒/白の2パターンを選択可能。

画像: 快適さでも定評が高かったが、さらなる快適性を狙いシートを改良。スタンダード以外に、高さや幅、材質などが異なるオプションも用意。

快適さでも定評が高かったが、さらなる快適性を狙いシートを改良。スタンダード以外に、高さや幅、材質などが異なるオプションも用意。

画像: 標準装着されるタイヤはブリヂストンのバトラックスS22。フロントサスペンションやブレーキシステムは従来モデルと同様のもの。

標準装着されるタイヤはブリヂストンのバトラックスS22。フロントサスペンションやブレーキシステムは従来モデルと同様のもの。

画像: リアサスペンションやブレーキ周りも、フロントと同じく従来モデルから引き継がれている。KIBS(アンチロックブレーキ)も標準装備。

リアサスペンションやブレーキ周りも、フロントと同じく従来モデルから引き継がれている。KIBS(アンチロックブレーキ)も標準装備。

画像: これまでサイレンサーは車体の左右に振り分けられる2本出しレイアウトだったが、このモデルからは右側1本出しとなり軽快感がアップ。

これまでサイレンサーは車体の左右に振り分けられる2本出しレイアウトだったが、このモデルからは右側1本出しとなり軽快感がアップ。

画像: アルミツインチューブフレームは、マスの集中化を高い次元で実現するのと同時に高い剛性も備えていて、ニンジャ1000の優れた操縦性を支えている部分だ。スイングアーム、前後サスも含め、車体の基本構造は従来のものを受け継ぐ。デビュー以来熟成を重ねてきた、排気量1043㏄の水冷直4エンジンは電子制御スロットルを新採用。最高出力も142PSにアップ、同時に最大トルクも向上して力強さを増した。

アルミツインチューブフレームは、マスの集中化を高い次元で実現するのと同時に高い剛性も備えていて、ニンジャ1000の優れた操縦性を支えている部分だ。スイングアーム、前後サスも含め、車体の基本構造は従来のものを受け継ぐ。デビュー以来熟成を重ねてきた、排気量1043㏄の水冷直4エンジンは電子制御スロットルを新採用。最高出力も142PSにアップ、同時に最大トルクも向上して力強さを増した。

ニンジャ1000SXのカラーバリエーション

画像: エメラルドブレイズドグリーン×メタリックカーボングレー×メタリックグラファイトグレー

エメラルドブレイズドグリーン×メタリックカーボングレー×メタリックグラファイトグレー

画像: メタリックグラファイトグレー×メタリックディアブロブラック

メタリックグラファイトグレー×メタリックディアブロブラック

画像: パールブリザードホワイト×メタリックカーボングレー×メタリックスパークブラック

パールブリザードホワイト×メタリックカーボングレー×メタリックスパークブラック

3色の発表となったニンジャ1000SX、あなたはどの色がお好きですか?

いいな、と思ったカラーをおひとつお選びください。
回答後、集計結果をご覧いただけます。
このアンケートはオリジナルサイトで参加できます。

  • 画像2: 最新のニンジャ1000シリーズはどう変わったのか? カワサキ「Ninja 1000 SX」を徹底解説!
    エメラルドブレイズドグリーン×メタリックカーボングレー×メタリックグラファイトグレー
  • 画像3: 最新のニンジャ1000シリーズはどう変わったのか? カワサキ「Ninja 1000 SX」を徹底解説!
    メタリックグラファイトグレー×メタリックディアブロブラック
  • 画像4: 最新のニンジャ1000シリーズはどう変わったのか? カワサキ「Ninja 1000 SX」を徹底解説!
    パールブリザードホワイト×メタリックカーボングレー×メタリックスパークブラック
  • 画像5: 最新のニンジャ1000シリーズはどう変わったのか? カワサキ「Ninja 1000 SX」を徹底解説!
    エメラルドブレイズドグリーン×メタリックカーボングレー×メタリックグラファイトグレー
    26
    435
  • 画像6: 最新のニンジャ1000シリーズはどう変わったのか? カワサキ「Ninja 1000 SX」を徹底解説!
    メタリックグラファイトグレー×メタリックディアブロブラック
    38
    629
  • 画像7: 最新のニンジャ1000シリーズはどう変わったのか? カワサキ「Ninja 1000 SX」を徹底解説!
    パールブリザードホワイト×メタリックカーボングレー×メタリックスパークブラック
    36
    595

ご回答ありがとうございました!

走行映像(2分1秒)

画像: New Kawasaki Ninja 1000SX - MY20 Official Video youtu.be

New Kawasaki Ninja 1000SX - MY20 Official Video

youtu.be

まとめ:オートバイ編集部

月刊オートバイ最新号はRIDEと合わせて390ページ越えの大ボリューム!

Amazonでもお買い求めいただけます。

This article is a sponsored article by
''.