月刊オートバイの読者の皆さんで選ぶ人気バイクナンバー1決定戦「JAPAN BIKE OF THE YEAR」は1978年から開催し、2019年で41回目を迎えました。今回は激戦区126cc~250ccの「250クラス」で1~3位に輝いた機種をご紹介します!
(※月刊オートバイ 2019年10月号より)

第1位 3086POINTS

SUZUKI V-STROM250

画像: 最高出力:24PS/8000rpm 最大トルク:2.2㎏-m/6500rpm 税込価格:58万800円

最高出力:24PS/8000rpm
最大トルク:2.2㎏-m/6500rpm
税込価格:58万800円

アドベンチャーらしい魅力が満載の“旅バイク”

スズキのアドベンチャーツアラー・Vストロームは、水冷Vツインを搭載した1000、650の2車種をラインナップしてきたが、2017年に3車種目として加わったのがVストローム250だ。

他の2車種と異なる大径ヘッドライトに、Vストロームのスタイルを特徴付けるクチバシ状カウルを組み合わせた、アウトドアギア風のフロントマスクが大きな特徴となっている。

画像: アドベンチャーらしい魅力が満載の“旅バイク”

250クラスとしては大柄で安定感に優れたクロスオーバースタイルの車体と、アップライトなポジション設定で乗り心地は非常に快適、良好な足つき性も実現し取り回しもしやすい。大型キャリアやアンダーガード、センタースタンド、12V電源ソケットなど実用装備も充実している。

エンジンは排気量248㏄の水冷並列2気筒、スムーズなフィーリングと粘り強いパワー特性を持ち、大容量の燃料タンクと優れた燃費性能で長大な航続距離も実現、街中から高速道路、ワインディングまで、あらゆる道でツーリングを快適に楽しめる手頃な1台として人気を呼んでいる。

画像: 車体は大柄だがシート高は低くされていて、さらに専用セッティングを施したサスペンションと合わせて足つきも取り回しも良好だ。

車体は大柄だがシート高は低くされていて、さらに専用セッティングを施したサスペンションと合わせて足つきも取り回しも良好だ。

画像: 最高出力24PSと決してパワフルではないものの、滑らかな乗り味と低中速重視のフレキシブルなパワー特性には定評があり、長距離ツーリングに最適。

最高出力24PSと決してパワフルではないものの、滑らかな乗り味と低中速重視のフレキシブルなパワー特性には定評があり、長距離ツーリングに最適。

画像: 個性的なデザインのフロントマスク。風洞実験で最適な形状にされたウインドスクリーンは、高い防風効果で長時間走行の疲労を低減。

個性的なデザインのフロントマスク。風洞実験で最適な形状にされたウインドスクリーンは、高い防風効果で長時間走行の疲労を低減。

画像: 大型の液晶パネルを使用した多機能メーターは、速度計、回転計など9つの機能を備える。サイドには各種インジケーターも装備する。

大型の液晶パネルを使用した多機能メーターは、速度計、回転計など9つの機能を備える。サイドには各種インジケーターも装備する。

画像: クッションも厚く、ゆとりのあるサイズでタンデムも快適なシート。大型のアルミ製リヤキャリアは荷掛けフックも装備されている。

クッションも厚く、ゆとりのあるサイズでタンデムも快適なシート。大型のアルミ製リヤキャリアは荷掛けフックも装備されている。

画像: 大柄で安定感が高く落ち着いた乗り味だが、ハンドリングは素直でスムーズ。エンジンも中低速での力強い領域を使えば意外なほどスポーティ。

大柄で安定感が高く落ち着いた乗り味だが、ハンドリングは素直でスムーズ。エンジンも中低速での力強い領域を使えば意外なほどスポーティ。

スズキ Vストローム250 主なスペック

全長×全幅×全高:2150×880×1295㎜
ホイールベース:1425㎜
最低地上高:160㎜
シート高:800㎜
車両重量:188㎏
エンジン形式:水冷4ストOHC2バルブ並列2気筒
総排気量:248㏄
ボア×ストローク:53.5×55.2㎜
圧縮比:11.5
最高出力:24PS/8000rpm
最大トルク:2.2㎏-m/6500rpm
燃料供給方式:FI
燃料タンク容量:17L
キャスター角/トレール:25度10分/100㎜
変速機形式:6速リターン
ブレーキ形式 前・後:ディスク・ディスク
タイヤサイズ 前・後:110/80-17・140/70-17

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