1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」
ヤマハジョグ1987 年2 月
軽快でスポーティに走れる50ccスクーターとして大ヒットしたジョグがフルモデルチェンジ。最高出力が6PSまでパワーアップしたエンジンをはじめ、スタイリングもさらにシャープなイメージに。合計14色という多彩なカラーラインアップも設定されていた。写真はスポーティ。
スズキGSX-R250 1987 年3 月
GSX-Rシリーズの最小排気量モデル。最後発だけあって兄弟車の長所を巧みに融合させて登場。新設計の4スト水冷マルチエンジンは力強いトルクを生み出し、クラス上限である45馬力を余裕で発揮。軽量・高剛性なボディを生かした軽快な走りは2ストマシンと互角の戦闘力を誇った。
ホンダ CBR750 スーパーエアロ1987年2月
CBRシリーズ初のナナハンモデル。エンジンは当時ホンダが多用していたカムギアトレーンを採用した水冷直4で、パワフルかつ高回転までスムーズな吹け上がりを実現。スチール製ツインチューブと、車名の通りの空力特性の良いエアロフォルムのフルカウルで、高速走行でも高い安定性を見せた。
ヤマハ FZR750 1987年2月
YZF750レプリカとして誕生。デルタボックスフレームに5バルブエンジンを搭載。足回りはφ41mmフォーク、リンク式モノクロスサスで固める。
ホンダ GB250クラブマン 1987年2月
60年代のクラブマンレーサースタイルのシングルスポーツ。ツートーンカラーにフラットハンドルや2本出しマフラーなどでムードを高める。
※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)