排気デバイスというハイテクがやってきた!
![画像: 排気デバイスというハイテクがやってきた!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/01/09/983a74d1ab1f92103e552ab672ce8c986bcae02c_xlarge.jpg)
3000回転以下はスケール表示しないタコメーターが語っているとおり、初期の2ストレプリカマシンに低回転域での扱いやすさなんて眼中になかった。
しかし3代目250ガンマでは「電子制御排気デパイス」なるものでトルクの谷間を解消し、全開性能だけが速さに繋がるわけではないことをスズキが教えてくれる。45馬力という自主規制値のなかでライバルらに少しでも差を付けようと、各社がさまざまな独自の機構を盛り込み、アピールする時代が到来していたのだった。
いまでこそバイクにもパワーモードやトラクションコントロール、セミアクティブサスペンションなどがつき、電子制御装置が珍しくなくなったが、当時としては排気デバイスでさえもうメカメカしかったから、バイクもハイテク化時代突入と感じたものだ。
![画像: 3代目となる1985年モデルでフルモデルチェンジし型はGJ21Bへと進化したRG250Γ。電子制御式排気デバイス=SAEC(Suzuki Automatic Exhaust Control)と多段膨張型マフラーとの相乗効果で馬力の谷間を解消し、低中回転域から高回転域までトルクフルで切れ味鋭い吹け上がりを実現した。 偏心カムを採用したE-フルフローター・サスペンションは一段と優れたプログレッシブ特性を発揮。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/01/09/d6b97c1dc706a731d1d27628e739406a20ae1739_xlarge.jpg)
3代目となる1985年モデルでフルモデルチェンジし型はGJ21Bへと進化したRG250Γ。電子制御式排気デバイス=SAEC(Suzuki Automatic Exhaust Control)と多段膨張型マフラーとの相乗効果で馬力の谷間を解消し、低中回転域から高回転域までトルクフルで切れ味鋭い吹け上がりを実現した。
偏心カムを採用したE-フルフローター・サスペンションは一段と優れたプログレッシブ特性を発揮。
レーシングスピリットをまとった狼RG250Γウォルター・ウルフ仕様