ライター
<KATANA伝 その2>GSX1100S KATANA(SZ)Proto Type 1982年
最初期型のSZだが、写真は珍しいプロトタイプで、
フレームのエンジンマウント部などが多少異なる。
バックミラーは写真のタイプ(ナポレオン:現タナックス製)の他、
おなじみのカタナミラーや2種類の丸型もあり、合計4タイプが存在。
キャブレターは負圧式のミクニBS34SSが標準だが、
写真のようなVM32SS装着車もごく少数が確認されている。
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ライター
<KATANA伝 その1>GSX1100S KATANA(SZ)1982年
エンジンはGSX1100E用がベース。
ボア×ストロークは72.0×66.0㎜、排気量1074ccで、
ミクニ製BS34SSキャブレターを採用。
最高出力111PS/8,500rpm、最大トルク9.8kg-m/6,500rpmをマークし、高い動力性能を誇った。
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ライター
『日本のバイク遺産 ‐カタナ伝‐』は明日(3月31日)発売開始!
3月31日発売スタート! 永久保存版のカタナ・バイブル!
本書は1982年にスズキが送り出した名車、カタナシリーズをまとめたものだ。
記事は「バイカーズステーション」2016年5〜7月号を中心にしたが、月刊「オートバイ」や
「東本昌平RIDE」で取材したものを織り交ぜたうえ、新規素材も収録した。
また、可能なかぎり写真を大きくすることで、目から得られる情報量を増やしている。
《CONTENTS》
◯[巻頭グラフ]:歴代のカタナを見る
◯カタナはどのようにして生まれたのか
「カタナの誕生を語る、ふたりの重要人物」
◯[詳細解説]
・1982 GS 1000S(SZ)US Model
・19...
ライター
Mr.Bike BG 2017年 3月号【第一特集】これからの空冷4バルブ・GSX 空冷の究極のためのオリジナリティ ほか
【第一特集】これからの空冷4バルブ・GSX 空冷の究極のためのオリジナリティ
【第二特集】絶版★改 2017 SPECIAL Part.2
東本昌平 描き下ろし漫画『雨は これから』
目次
【special features / 第一特集】
『これからの空冷4バルブ・GSX』
◯空冷の究極のためのオリジナリティ
◯斧と刀の切れ味
・GSX 1100S
・GS 1100EX
◯時代を繋げる進化
・GSX 750 S3
・GSX 750 S4
◯切っ先から見える世界
・GSX 1100S
・GSX 750 S4
◯とりを飾った威風堂々
・GSX 750 E2
◯勝つためのブレイクスルー
・G...
ライター
大切なのは、その時代のフラッグシップであること
水冷の1300と空冷の1100、ふたつの看板が同時に存在する(GOGGLE 3月号)
味わいの空冷4気筒エンジンに、ハイパフォーマンスな走りなんて求められているのか? ホンダのフラッグシップ「CB」は水冷4気筒のCB1300シリーズじゃなかったのか? そんな疑問から、今回は新しいCB1100RSとEXを考えてきたけれども、新型2台に実際に乗ったことで、ボクの感じた大前提そのものが、結局、根底から間違っていたのだと痛感する結果になった。
ホンダにとっての「CB」とは、その時代のフラッグシップとして屹立することであって、そこにはエンジンの形式が空冷だとか水冷だとかは、あまり関係なかったのだ。...
ライター
CB1100EX、味わいの深みと、音に酔う(GOGGLE 3月号)
高性能な足周りで走りを求めたRSと共にEXも進化した。クラシカルなパッケージと、RSとは大きく違う世界観のEXにはRSでは表現しきれなかった「もうひとつの深み」が潜んでいる。
旧車オーナーが乗ったとしても、その味わいの濃さに唖然とする
CB1100RSと共に新しいEXも発表された。こちらはこれまでのCB1100の流れを汲み、前後18インチのスポークホイールにメッキフェンダーを組み合わせたクラシカルな姿にまとめられている。
ここで気が付いたのはガソリンタンクのデザインの妙だ。RSとEXの共通部品となるタンクは、前後17インチホイールと高性能感が漂う足周りを持つRSの車体に載ると、空冷エンジ...
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「RS」が登場してもCB1300シリーズは色褪せることがない(GOGGLE 3月号)
「ずっと乗っていたくなる」というひとつの理想
CB1100RSは、現代が求めたフラッグシップ「CB」のもうひとつのカタチだ。
それじゃあ現行のCB1300はどうなる? RSの登場でその存在意義に変化はあるのか?
Honda CB1300 SUPER BOL D'OR
ボクがオートバイの雑誌編集という仕事をしていて、同じ趣味を愛するご同輩がたといちばん違う部分は、よほどの希少車やヴィンテージでもなければ「ほとんどのオートバイに乗れる」という職業柄の贅沢さに尽きると思っている。それはつまり、経験としての比較対象がたくさんある、ということで、ボクのようなライディングテクニックもそこそこの中級ラ...
ライター
もうひとつのフラッグシップ「CB」として──。
ホンダCBとして正しく走り、走りの中からエンジンを味わう
今の時代に求められるCBを生み出す。官能性能をもっと高める。RSを走らせる前の段階で、開発スタッフの熱い想いは充分に受け取った。
でも、先にも書いたように現代に甦ったヘリテイジとしての空冷4気筒エンジンがカリッカリのロードスポーツに化けてしまうことだけは、走り出す直前までやっぱり心配だった。なにせ名前が「RS」だ。これが例えば「S」だけでCB1100のスポーティなバージョンですよ、と言われていればまだ安心できていたかもしれないけれど、Rまでつくとなると印象が違う。だって、ホンダの技術をもってすれば、空冷4気筒を最先端のスーパーバイ...
ライター
<CB1100RS STORY>「味わい」ではなく「走り」を求めた空冷4気筒
RSは何のために生み出された?
テイスティさを愉しむ空冷4気筒エンジンのCB1100が生まれ変わり「RS」が登場となった。
味わいを重視して生まれたはずの空冷CBが、ここにきて「走り」を主張するってどういうことだ?
新しいCB1100のスタイルを目にしたとき、率直な意見として心の中に「?」が生まれた。
2010年にデビューを果たした新設計の空冷直4エンジンを搭載したCB1100は、クラシカルな装いにテイスティな走りを備えた、まさしくニッポンのネオクラシック。ところが、新しく発表されたのはRS。なんと、走りを重視したキャラクターだと言うのだ。しかも、ネイキッドスタイルのオートバイの「顔」で...