1986年の初代から1996年の最終型まで、同じNSR250Rという車名でも発売時期によって内容が異なる。型式で言えば初代MC16、2代目MC18、3代目MC21、そして最終MC28の4つで、この型式で語られることも多い。MC18は年度により前期型と後期型とに分けられるが、ここでは型式のみの分類とした。それぞれの時代背景も見えてくる、型式ごとの特徴をここで見ていこう。
ホンダ「NSR250R(MC28)」1993-1996

HONDA
NSR250R(MC28)
1993年11月10日発売
40PS化しPGMメモリーカードキーと片持ちプロアームを新たに備える
NSR250Rの第4世代にして最終型となるMC28は1993年11月10日発売。制御用コンピュータを8→16bit化したほかMC21の細部をリファイン、新規制の40PS化しつつリヤに片持ちのプロアームを採用。始動キーも世界初のPGMメモリーカード式とした。1996年までカラー変更を行い、1999年まで販売される。


MC28歴代モデル(1993-1996)
SE(SUPER EDITION)
乾式クラッチや減衰力調整機構を備えたスーパーエディション

MC21の2年目、1991年型で追加(発売は1991年5月24日)されたNSR250R SE。SEは「スーパーエディション」の略で、発進時の動力伝達効率を高め、操作フィールを向上した乾式多板クラッチを採用。またフロントフォークには伸び側減衰力調整機構を追加(MC28のSEではカートリッジ+同機構)、リヤショックは伸/圧減衰調整機構とアルミリザーバータンクを持ったタイプを装備した。SPのSTDホイール版と考えてもいい。

NSR250R SE(MC28)
1993年11月10日発売

NSR250R SE(MC28)
1993年11月10日発売

NSR250R SE(MC28)
1996年2月10日発売

NSR250R SE(MC28)
1993年11月10日発売
