ホンダ「CBR400R FOUR E-Clutch」各部装備・ディテール解説


全体の造型は、レーシーというよりスタイリッシュという表現が似合うもの。シンプルでソリッドなカラーリングが面構成の美しさを際立たせている。

LEDヘッドライトやウインカーをフルカウルのスリット内に収めた独創的なデザインは、近未来感あふれるもの。ヘッドライトの下、カウルの内側左右にはラムエアダクトが備わる。

テールランプは非常にコンパクトだが、LEDということもあって視認性は高い。リアのウインカーやリフレクターはナンバーステーの先に配置されている。

セパレートハンドルはトップブリッジの下にセット。ハンドルの絞り角やタレ角は近年のスーパースポーツに近い、少し開き気味の弱前傾タイプになっている。

着座位置が絞り込まれているのに加え、車体のサイドがスリムかつ滑らかに仕上げられているので足が下ろしやすく、足つき性も良い。

タンデムシートはキーロックの操作で取り外し可能。小物入れスペースは用意されているが、純正オプションの二輪ETC2.0車載器キットを収めるとほぼ一杯になってしまいそう。



5インチフルカラーTFTメーターの表示は、タコメーターがバータイプとサークルタイプ、そしてタコメーター表示がないシンプルタイプの3種類から選べる。





パワーモードはスタンダード/スポーツ/アーバンの3種類。それに加えて、ユーザー好みの設定を2種類記憶させておくことができる。

新設計の直列4気筒エンジンはダウンドラフト吸気で、TBW(スロットル・バイ・ワイヤ)を採用。エンジン自体も徹底的にコンパクト化&軽量化&低フリクション化が進められていて、先代モデルと比べて5kgほど軽く仕上がっている。

オーソドックスな円筒形のサイレンサーを持つCB400SFとは異なり、CBRはフルカウルスポーツらしい、短く跳ね上がった多角形型のサイレンサーを採用。内部は2室に分かれていて消音効果を高めている。

発信から停止までクラッチレバー操作のいらないホンダE-Clutchシステムを標準装備。クラッチレリーズを動かすモーターユニットはエンジン左側にマウント、E-Clutch搭載を前提としてエンジン設計をしているため、ユニットも違和感なく収まり、コンパクトに仕上がっている。

KYB製の倒立フォーク、ニッシン製のラジアルマウントキャリパー、ダブルディスクブレーキと、足まわりはスポーツバイクらしい構成。キャストホイールのスポークの細さにも注目したい。

モノショックユニット、プロリンクサスペンション、アルミスイングアームなど、足まわりの構成とセッティングはCB400SFと共通。前後標準装着タイヤも、ピレリ製のディアブロロッソIVで共通だ。
ホンダ「CBR400R FOUR E-Clutch」主なスペック・燃費・価格
| 全長×全幅×全高 | 2055×760×1125mm |
| ホイールベース | 1405mm |
| 最低地上高 | 135mm |
| シート高 | 780mm |
| 車両重量 | 187kg |
| エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒 |
| 総排気量 | 399cc |
| ボア×ストローク | 55×42.0mm |
| 圧縮比 | 12.3 |
| 最高出力 | 43.8kW(58PS)/11500rpm |
| 最大トルク | 38.1N・m(3.9kgf・m)/9750rpm |
| 燃料タンク容量 | 14L |
| 変速機形式 | 常時噛合式6速リターン |
| キャスター角 | 25° |
| トレール量 | 98.4mm |
| ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
| タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C(58W)・160/60ZR17M/C(69W) |
| 燃料消費率(WMTCモード) | 23.1km/L(クラス3-2、1名乗車時) |
| 乗車定員 | 2名 |
| メーカー希望小売価格 | 119万9000円(消費税10%込み) |
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