まとめ:Heritage&Legends編集部
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MotoGP譲りのO・Z GP-8Rホイールも履くフルスペック版

空冷ZやCB-F、カタナにGPZ900Rといった’70~’80年代車の現代化を主とするACサンクチュアリー。Z900RSは現代車として挑戦すべき車両として、多くのオリジナル/扱いパーツを送り出してきた。そのパーツ群に新しいものを加えて同店が作り出したのがこのコンプリートカスタム、RCM-658だ。RCMとはRadical Construction Manufactureの略。この車両、先の東京モーターサイクルショー・デイトナブースなどで目にした人もいるだろう。

「“RCMクラフトマンシップ”と区分しているショップ主導製作車(オーダーによるものは“フルオーダーRCM”だ)でしたから、自分たちのセンスで好き勝手に作りました。同時にサンクチュアリー/ノーブレストのデモ車でもあって、今までにラインナップしてきたZ900RS用オリジナルパーツを主に仕立てています。製作のきっかけもその新製品なんです」

画像1: MotoGP譲りのO・Z GP-8Rホイールも履くフルスペック版

サンクチュアリー・中村さんは車両の概要を言う。その新製品とは。

「複数あります。まず、オーリンズステダン“E×M”(エクスモード)パッケージ。セパレートハンドル対応品ですが横置きアクロスマウントで各部クリアランスを取りながらコンパクトに置けます。次いでエンド部がスタビベースと一体化した(従来は完成したスイングアームにスタビ後部を溶接していたが、この製品はスイングアームのエンドピースがスタビエンドを一体化して製作され、ここにスタビ本体が溶接される)新型モノブロック仕様ブラケットのスイングアーム。
特に推したいのは当社ラウンドラジエーターにボルトオンできる、ナイトロレーシング ハイマウントラウンドオイルクーラーKIT。薄型のオリジナルコアを使うことでこのマウント形式でも前輪の干渉を防げます。またオイルの取り出し部に車両メーカーでも使われるサーモスタットを加え、油温をより安定させるようにしています。
それからこれも推しですが、私たちが扱い元であるO・Zレーシングの新作ホイール、8本スポークのGP-8Rです。MotoGPで使われる同デザインマグホイールのアルミ鍛造版。形状がそのまま性能を表し、O・Zの2万t級鍛造機製で、当然ですが軽く強い。
このGP-8R専用でアダプターなしのダイレクトマウントでき、通常版の8連結から10連結とした、サンスター・RCMコンセプトオメガディスクもあります。薄いバイザー形状を削り出したスワローチタンサイレンサーもですね」

画像2: MotoGP譲りのO・Z GP-8Rホイールも履くフルスペック版

出尽くしたと思えるZ900RS用にももっと先の可能性を見せてくれるような注目製品がかなりあった。車両装着分は現在確認中のラジエーターとマフラーを除いていずれも’26年型にも適合で、各機能パーツはパッケージとしてのレベル向上にもひと役買っている。

中村さんによればZ900RSパーツはCAFE適合品含めて今後の展開もあり。これらでZ900RSの面白さや可能性アップはより楽しめることになる。さらに現代車にはこのZ900RSだけでなくCB1000F用パーツも既にイメージありで、ダウンチューブやマフラーの開発が始まっている。「後発ですから熟成したものを計画していくでしょう」とも中村さん。どちらも期待大で進行を待ちたい。気になるパーツはぜひ問合せを。

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Detailed Description 詳細説明

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ステアリングステムはスカルプチャー倒立用TYPE-2で、トップブリッジ上にステアリングダンパー本体を横置きするオーリンズステダン“E×M”パッケージはΦ50mm倒立フォーク用を装着。ハンドルはデイトナ・セパレートでフロントマスターはブレンボ・CNCラジアル、左右レバーはZETA・RCMコンセプトフライトレバーだ。

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シートはデイトナRCMコンセプトCOZYシート。サンクチュアリーテイストのラインと全体感をブルーでまとめた外装ペイントはYFデザインによる。

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テールはあえて延長しないで純正テールカウルを使うスタイル。フェンダーレスKITはナイトロレーシング。リヤタイヤを覆うカーボンインナーフェンダーもナイトロレーシングだ。

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バックステップKITもナイトロレーシング。フレームは加工なしだが別写真でも分かるようにナイトロレーシング・ダウンチューブ&サブフレームコンビネーションKITを備える。

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新作のハイマウントラウンドオイルクーラーKITは薄いオリジナルコアを作製してフロントタイヤの干渉を避けるように配慮した。エンジン本体はノーマルでマフラーはナイトロレーシング・ウエルドクラフト3Dチタン+エンドピース削り出しの新作スワローチタンサイレンサー。ナイトロレーシング・ダウンチューブキットの左側はこのように各部クリアランスにも配慮している。

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ハイマウントラウンドオイルクーラーKITのオイル取り出し部はアルミ削り出しで、ベース部分にサーモスタットを備えている。サンクチュアリーで推奨する最短オイルラインがキット化されていて、横回ししたいという希望についてはオイルラインが長くなるため特注品となる。

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ホイールはACサンクチュアリーの母体、ノーブレストが日本輸入販売元を務めるイタリアO・Zレーシングの新作、GP-8R。MotoGP用O・Zマグホイールと同デザインの8本スポークでハブも一体のモノリティック加工がされる。

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フロントフォークはノーブレスト・OHLINSユニバーサル倒立“E×M”パッケージのレングス800mm。フロントブレーキはブレンボ484cafe racerキャリパーにサンスター・O・Zレーシングホイール専用RCMコンセプトオメガΦディスクで、これはサンスター・オメガディスク標準では8の連接を10としたスペシャルだ。

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リヤブレーキはブレンボGP2-CR CNC 2Pキャリパーにサンスター・ワークスエキスパンドディスクΦ250を組み合わせる。

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リヤサスはスカルプチャー新型 Z900RS用・スタビライザーブラケットモノブロックタイプにオーリンズ・ブラックライン。エンドピースは下側に見えるスタビライザーのベースまで一体成形されている。O・Zレーシング・GP-8Rホイールは3.50-17/6.00-17サイズを履く。

取材協力:ACサンクチュアリー(SANCTUARY 本店)

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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