KTMのバイクが持つ魅力を気軽に楽しめるモデルとして高い人気を誇るのが390シリーズ。2024年式の390 DUKEから新設計のLC4cエンジンを搭載、以降、現在ラインアップされている390シリーズはすべてLC4cエンジンを搭載している。今回はそんな390シリーズの5機種を一挙紹介、その魅力を検証していこう。

KTM「390 ADVENTURE R」解説

画像: KTM 390 ADVENTURE R 総排気量:389.7cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 シート高:870mm 車両重量:176kg 発売日:2025年9月 税込価格:97万9000円

KTM
390 ADVENTURE R

総排気量:389.7cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
シート高:870mm
車両重量:176kg

発売日:2025年9月
税込価格:97万9000円

走るステージを選ばない高い走破性能が魅力

縦2連のLEDヘッドライトを内蔵した大型スクリーンから跳ね上がったテールまで続くアグレッシブなフォルムは、まさに公道を走るラリーマシン。大排気量アドベンチャーモデルに引けを取らない迫力を持つが、車体はスリムで軽量なので、はるかに取り回しやすい。

単気筒エンジンは低い回転域から力強いトルクを発生。レスポンスも良好で、発進加速はなかなか鋭い。アクセルを大きく開ければフロントが軽くなるほどの加速力を発揮するが、コントロールから逸脱することはない。また中〜高回転域の微振動も抑えられているので、長時間の高速巡航もこなせるあたりはアドベンチャーバイクらしいところだ。

画像: KTM「390 ADVENTURE R」解説

フロントに21インチの大径ホイールを装着しているので直進安定性は高い。コーナーでは軽い入力で自然にバンクし、安定性をキープしたまま旋回できるので、ワインディングも楽しめる。

特筆したいのは、トレール車のような気軽さでダートに入っていけること。そしてそこではKTMがラリーやエンデューロレースで培ったノウハウが凝縮されていることが体感できる。そんなところからもアドベンチャーというよりラリーレプリカと呼びたくなる存在である。

KTM「390 ADVENTURE R」ライディングポジション・足つき性

シート高:870mm
ライダーの身長・体重:162cm・72kg

着座位置は高いがスリムなのが救い。足つき良好とは言い難いが、車重が軽いので意外と支えやすい。前後に動きやすいシート形状なので、ポジションの自由度は高い。

KTM「390 ADVENTURE R」各部装備・ディテール解説

画像: 優れた防風効果によって高速移動を快適にする大型スクリーンを装備。LEDヘッドライトは明るく、夜間走行時の視界を確保する。

優れた防風効果によって高速移動を快適にする大型スクリーンを装備。LEDヘッドライトは明るく、夜間走行時の視界を確保する。

画像: LC4cエンジンはアドベンチャーモデル向けのセッティング。微振動は抑えられているので長時間のクルージングでも疲れにくい。

LC4cエンジンはアドベンチャーモデル向けのセッティング。微振動は抑えられているので長時間のクルージングでも疲れにくい。

画像: それぞれ230mmのストローク量がある前後サスペンションと、前21/後18インチホイールの組み合わせにより高い走破性を実現。

それぞれ230mmのストローク量がある前後サスペンションと、前21/後18インチホイールの組み合わせにより高い走破性を実現。

画像: 足つきを考慮して前方が絞り込まれたシートは前後に長く、ライダーが動きやすい形状。タンクともなめらかにつながっている。

足つきを考慮して前方が絞り込まれたシートは前後に長く、ライダーが動きやすい形状。タンクともなめらかにつながっている。

KTM「390 ADVENTURE R」主なスペック・価格

ホイールベース1481mm
最低地上高272mm
シート高870mm
車両重量165kg
エンジン形式水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
総排気量398.7cc
ボア×ストローク89×64mm
圧縮比12.6
最高出力33kW(44HP)/8500rpm
最大トルク39N・m(3.97kgf・m)/7000rpm
燃料タンク容量14L
変速機形式6速リターン
ブレーキ形式(前・後)Φ320mmシングルディスク・Φ240mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)90/90R-21・140/80R-18
メーカー希望小売価格97万9000円(消費税10%込)

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