2026年7月10日、ホンダが「CB400 SUPER FOUR E-Clutch Concept」の発売日、価格、スペックを発表した。新設計の400cc並列4気筒エンジンを搭載し、スロットルバイワイヤ、Eクラッチシステム、ライディングモード、倒立フォーク、5インチカラーTFTメーターなど、最新装備を採用。スーパーフォアらしさを受け継ぎながら、最先端のスタンダードネイキッドとして大きく進化を遂げた注目モデルだ。価格はなんと税込99万8800円、発売は2026年8月21日だ。

写真:南 孝幸、ホンダモーターサイクルジャパン まとめ:松本正雅
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ホンダ「CB400 SUPER FOUR E-Clutch」概要

画像: HONDA CB400 SUPER FOUR E-Clutch 2026年モデル 総排気量:399cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:780mm 車両重量:187kg 価格:99万8800円 発売:2026年8月21日

HONDA
CB400 SUPER FOUR E-Clutch
2026年モデル

総排気量:399cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:780mm
車両重量:187kg

価格:99万8800円
発売:2026年8月21日

新開発400cc直列4気筒とEクラッチが走りを変える

1992年に初代が登場して以来、扱いやすい400cc並列4気筒エンジンと、素直なハンドリング、日常からワインディングまで対応する万能性によって、CB400スーパーフォアは国内ネイキッドの代表格として愛されてきた。

今回ついにその詳細が発表された新型は、単なる復刻モデルではない。開発コンセプトには「Next Stage CB “すべての瞬間が、楽しさにつながる”」が掲げられ、スーパーフォアの普遍的な魅力を残しながら、メカニズム、車体、電子制御、快適装備までを、最新技術で再構築している。

スタイリングは、ひと目でスーパーフォアと分かるオーソドックスなネイキッドスタイルを基調とする。ボリューム感のある燃料タンクから、絞り込まれたシート前端、鋭く跳ね上がるテールカウルへと続くシルエットは、従来型よりもシャープでスポーティ。丸型ケース内に2眼LEDを収めたヘッドライト、丸形2連LEDテールランプなども、伝統と新しさを巧みに融合させたデザインだ。

カラーグラフィックはモーターサイクルショーで公開されたものと同じ4色展開で、デジタルシルバーメタリックの塗装にブルーのグラフィックをあしらった、いわゆる「スペンサーカラー」がイメージ色。サイドカバーはブラック仕上げで、この色の組み合わせは「HYPER VTEC」を搭載してセンセーショナルなデビューを果たした、1999年のCB400スーパーフォアと同じパターン。このほかにも、キャンディレッド、マットブラック、キモサベホワイトをラインアップする。

心臓部には、新開発の398cc4気筒ユニットを搭載する。スロットル・バイ・ワイヤを採用し、吸気系はダウンドラフト化。CB400スーパーフォアの代名詞とも言えるハイパーVTECは姿を消したが、ライディングモードとの連携も含め、従来型より幅広い走行シーンで扱いやすさとスポーツ性を両立させる特性に仕立てられている。

排気系は4-1集合の右1本出しマフラーを採用。4本のエキゾーストパイプを美しく揃えたレイアウトは、歴代CB400 FOURを思わせる見どころのひとつである。並列4気筒らしい高回転域の伸びやサウンドにも、期待が高まる。

そして最大の注目装備が、ホンダEクラッチである。発進、停止、変速時にクラッチレバー操作を不要とし、ライダーはシフトペダルによる変速操作に集中できる。もちろんクラッチレバーは残されるため、必要に応じて通常のマニュアル操作も可能だ。渋滞路では負担を軽減し、ワインディングではシフト操作の楽しさを残す。この絶妙なキャラクターが、新型スーパーフォアの新しい価値になりそうだ。

車体は全面新設計となる。フロントにはKYB製倒立フォークを採用し、ブレーキにはニッシン製ラジアルマウントキャリパーを組み合わせる。従来の正立フォークと2本ショックという構成から大きく進化し、フロントまわりの剛性と制動力、スポーツ走行時の安心感を高めている。

リアはアルミスイングアームとリンク式モノショックを採用。歴代スーパーフォアの象徴でもあったツインショックから離れたことは大きな変化だが、走りの質を現代の基準へ引き上げるための必然的な選択といえる。街乗りでの扱いやすさだけでなく、峠道やサーキット走行まで見据えたポテンシャルを備えることになりそうだ。

メーターには5インチカラーTFTを採用し、表示モードは3種類を用意。Honda RoadSyncにも対応し、スマートフォン連携によるナビゲーションや通話、音楽操作などを可能としている。ライディングモードは5種類を備え、出力特性やトラクションコントロールなどを走行状況や好みに応じて選択できるとみられる。

画像1: ホンダ「CB400 SUPER FOUR E-Clutch」概要

ハンドルはライダー側へ引かれたテーパーバーを採用し、自然でリラックスしたポジションを追求。さらに、シート前端とサイドカバーまわりをスリムに仕上げることで、足をまっすぐ下ろしやすい形状としている。歴代モデルが高く評価されてきた足つき性と扱いやすさを、新型でもしっかり継承しようとしている点は重要だ。

画像2: ホンダ「CB400 SUPER FOUR E-Clutch」概要

CB400 SUPER FOUR E-Clutch Conceptは、歴史ある栄光の名前こそ継承し、400cc並列4気筒の魅力を核としているが、Eクラッチ、新設計シャシー、電子制御、コネクテッド機能など、最新技術を散りばめた新時代のスタンダードネイキッドである。発売は2026年8月21日、注目の価格は税込で100万円を切った税込99万8800円だ。

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ホンダ「CB400 SUPER FOUR E-Clutch」の主要スペック/燃費/価格/生産国

全長×全幅×全高2110×770×1085mm
ホイールベース1405mm
最低地上高135mm
シート高780mm
車両重量187kg
エンジン形式水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量399cc
ボア×ストローク55×42mm
圧縮比12.3
最高出力43kW(58PS)/11000rpm
最大トルク38N・m(3.9kgf・m)/9750rpm
燃料タンク容量15L
変速機形式6速リターン
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・シングルディスク
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17M/C 58W・160/60ZR17M/C 69W
乗車定員2名
価格99万8800円(消費税10%込)

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