ホンダ「スクエアX」各部装備・ディテール徹底解説








製造を担当するのは中国の「新大州本田」。かつて日本でも販売されていた原付スクーターのトゥディなどを製造していた企業だ。武骨でタフギア感のあるスタイリングは、どことなくズーマーやPS250を思い起こさせる。
伸びやかなフォルムとスッキリしたボディ構成もあって、写真だと大柄に見えるが、全長は1781mmで、サイズ的にはディオ110に近い。

四角いボックス状のヘッドライトカウルに、バー状のLEDポジションランプを4か所配置。その中央にはLEDヘッドライトがレイアウトされる。ライト上部には最大積載量1kgのミニキャリアを装備、小ぶりのスクリーンも標準装備する。

ヘッドライト同様、テールランプもバー状のLED4本で構成される武骨なデザインを採用。前後のウインカーはCBR600RRなどと同様の形状。

メーターは反転表示のカラーLCD。スピード、時計、燃料計など、表示機能は必要十分。スピードメーター上のバーグラフは速度に応じて伸びるもので、速度の上昇を視覚効果で伝えるもの。

フロント左にはUSBポートを装備。USB-AとUSB-Cをダブルで採用しており、アクセサリーやスマホへの電源供給に重宝しそうだ。

アンサーバック機能付きのスマートキーを標準装備。車体の揺れを検知するアラーム機能も備える。イグニッションスイッチ右のシーソーボタンは給油口のオープナー。

ゆったりしたポジションだが、ハンドルバーは割と手前に伸びており、小柄な人でも困ることはなさそう。アイドリングストップスイッチやハザードスイッチも備える。

ライダー側のステップはフットボードタイプ。少しつま先を開いた角度にセットされており、リラックスした乗車姿勢に貢献。タンデムステップはCB1000Fなどと同タイプのアルミペグだ。

肉厚のシートはブラックとグレーの2トーン表皮を採用。タンデムシート横にはホンダのタグも縫い込まれ、造りは非常に上質。座り心地も上々だ。

タンデムシートを跳ね上げるとバックレストとして使用可能。後部スペースには大型のリアキャリアが姿を現す。タンデムシートの収納は下部のバーを引いて行なう。

センタートンネル上部にはバッグなどの積載に便利なセンターキャリアを装備、最大積載量は3kg。車体横のサイドパイプも太いもので、フォグランプなどを装着するのに便利そう。



スクエアXならではの装備のひとつがこのサイドテーブル。写真のようにクッカーセットやランタンなどのキャンプ用具などを置くことができる。テーブルの耐荷重は3kg。

サイドテーブルはキーを使って取り外しが可能。空冷の「eSP」エンジンは124cc。最高出力は9.45PSで、このクラスとしては十分。リアブレーキはディスクを奢る。

フロントは12インチ。ブレーキはディスクでABSも標準装備。ブロックパターンのタイヤは中国・YOSUN製のもので、サイズは90/90-12。

リアサスペンションはコンベンショナルな2本ショック。ショックユニットは5段階のイニシャル調整が可能でなかなか豪華。リアタイヤは10インチで、汚れ防止のフェンダーを装備する。
ホンダ「スクエアX」主なスペック・価格
| 全長×全幅×全高 | 1781×778×1107mm |
| ホイールベース | 1246mm |
| シート高 | 740mm |
| 車両重量 | 122kg |
| エンジン形式 | 空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒 |
| 総排気量 | 124cc |
| ボア×ストローク | 50×63.1mm |
| 圧縮比 | 10.0 |
| 最高出力 | 6.95kW(約9.45PS)/7750rpm |
| 最大トルク | 10Nm(約1.0kg-m)/5750rpm |
| 燃料タンク容量 | 5.7L |
| 変速機形式 | Vベルト無段変速 |
| キャスター角 | 26°30′ |
| トレール量 | 76mm |
| ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク |
| タイヤサイズ(前・後) | 90/90-12・100/90-10 |
| 乗車定員 | 2名 |
| 製造国 | 中国 |
| 価格 | 43万8000円(消費税10%込) |






