ヤマハは北米で、並列3気筒エンジンを搭載する馴染みやすいスーパースポーツ「YZF-R9」の2027年モデルを早くも発表。“Team Yamaha Blue”はそのまま継続し、ニューカラーの“Matte Phantom Blue / Fluo Red”および“Raven”を投入する。日本でこのカラーが登場することはある……のか?!
まとめ:ヨ(webオートバイ編集部)

斬新なニューカラー“Matte Phantom Blue / Fluo Red”

USヤマハは、YZF-R1ほどサーキット向けに尖っておらず、YZF-R7よりもリッタ―スポーツに近い高性能を誇る3気筒マシン「YZF-R9」の2027年モデルを発表した。スーパースポーツの走りと扱いやすさを高度に融合させたパフォーマンス・ストリートバイクのYZF-R9だが、2027年モデルでは斬新なニューカラーを設定しているのが最大のトピックだ。

従来の“Team Yamaha Blue(ブルー)”はそのまま継続し、ニューカラーの“Matte Phantom Blue / Fluo Red(ブルー×レッド)”および“Raven(ブラック)”を投入。価格は据え置きの1万2499ドル(日本円換算約199万8000円・6/5現在)とし、主要スペックも2026年モデルを踏襲する。

画像: YAMAHA YZF-R9 2027年モデル(北米仕様) 総排気量:890cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒 シート高:830mm 車両重量:195kg 参考価格(北米):1万2499ドル

YAMAHA
YZF-R9
2027年モデル(北米仕様)

総排気量:890cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
シート高:830mm
車両重量:195kg

参考価格(北米):1万2499ドル

890cc・3気筒CP3エンジンは専用チューニング、車体にも専用装備の数々

MT-09やXSR900の系譜に連なる890cc並列3気筒エンジンは、独自のECUと最適化されたギア比により、サーキット走行に耐えうるパフォーマンスを提供しつつ、ストリートでも扱いやすいトルクフルなパワーデリバリーを実現している。

画像1: 890cc・3気筒CP3エンジンは専用チューニング、車体にも専用装備の数々

車体では、ヤマハのスーパースポーツモデル史上、最も軽量なアルミフレームを採用。重力鋳造によるデルタボックスタイプとしたことで、剛性と軽量化を両立した。サスペンションはKYB製フルアジャスタブルを備え、ほぼ完ぺきな50対50の前後重量配分から軽快で俊敏なハンドリングとライダーへの高い接地感を約束する。

画像2: 890cc・3気筒CP3エンジンは専用チューニング、車体にも専用装備の数々

フロントブレーキシステムには、ブレンボ製Stylemaものブロックキャリパーをダブルで装着。同じくブレンボ製のラジアルマスターシリンダーから伝えられた油圧により、大径Φ320mmのディスクを締め上げる。ステンレスメッシュ・ブレーキホースと制動力に優れたパッド配合が、絶対的なストッピングパワーとコントロール性を両立した。

画像3: 890cc・3気筒CP3エンジンは専用チューニング、車体にも専用装備の数々

電子制御システムは、フラッグシップモデルのYZF-R1の技術をベースとし、6軸IMUと連動したトラクションコントロールシステム(TCS=9モード設定)、スライドコントロールシステム(SCS=3モード設定)、リフトコントロールシステム(LIF=3モード設定)、ブレーキコントロールシステム(BC=状況に応じだ制動制御)を備える。各システムとも介入レベルの調整だけでなく、好みに応じてオフにすることも可能だ。

画像4: 890cc・3気筒CP3エンジンは専用チューニング、車体にも専用装備の数々

メーターはフルカラーTFTを採用しており、スマートフォンと連携することでナビゲーションシステムを利用することも可能だ。

画像5: 890cc・3気筒CP3エンジンは専用チューニング、車体にも専用装備の数々

デザイン面では、ヤマハRシリーズの最新世代らしく、MotoGP由来のフロントウイングレットなどでエアロダイナミクスを追求しながら、M字型フロントダクトや鋭い眼光のLEDポジションライトを採用。リアセクションでも中空構造としたテールカウルがウイング的な役割を兼ねている。

画像6: 890cc・3気筒CP3エンジンは専用チューニング、車体にも専用装備の数々
画像7: 890cc・3気筒CP3エンジンは専用チューニング、車体にも専用装備の数々

2027年モデルの新鮮なカラーリングが次年度の日本仕様にも採用されるのかが気になるところだが、前年モデルでは日本に入ってこないと予想された北米発の白×赤が導入されていることもあり、期待してもいいのではと思わずにはいられない。続報が入り次第、お伝えしていきたい。

ヤマハ「YZF-R9」北米仕様2027年モデルのカラー

ヤマハ「YZF-R9」2027年モデルの主なスペック・燃費・製造地・価格

全長×全幅×全高2070×706×1181mm
ホイールベース1420mm
最低地上高140mm
シート高830mm
車両重量195kg
エンジン形式水冷4ストロークDOHC4バルブ並列3気筒
総排気量890cc
ボア×ストローク78.0×62.1mm
圧縮比11.5
最高出力──
最大トルク──
燃料タンク容量14L
変速機形式常時噛合式6段リターン
ブレーキ形式(前・後)油圧式ダブルディスク・油圧式ディスク
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17・180/55ZR17
乗車定員2名
燃料消費率(WMTCモード値)20.4km/L
製造地日本
北米価格(参考)1万2499ドル

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