まとめ:オートバイ編集部
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ホンダ「CB400 SUPER FOUR」(2022)「CB400 SUPER FOUR E-Clutch Concept」(2026)解説②

HONDA
CB400 SUPER FOUR
ツインショックならではの接地フィーリング
高回転まで伸びやかな56PSのVTEC4気筒は街中でも力強く扱いやすく、自発光式二眼メーターが多彩な情報を視認性良く表示し、ツインショックがネイキッドらしい素直で安心感ある乗り味を生んだ。

HONDA
CB400 SUPER FOUR E-Clutch Concept
薄くシャープなテールに丸型2灯が光る
薄くシャープなテールカウルと丸形2連LEDテールと引き締まった4‑1マフラーで「軽快さ」と「プレミアム感」を両立し、リンク式モノショックと精悍なラインが、現代的ネイキッドとしての運動性と伝統的なスーパーフォアの面影を両立させている。
王道伝説は終わらない。電子制御で再び輝く
1999年登場のNC39ではHYPER VTECを採用し、バルブ休止機構によって低中速域の扱いやすさと高回転域の伸びを高次元で両立。SPEC II、SPEC IIIと改良を重ねる中で、出力特性や制御の緻密さ、フィーリングの洗練度がさらに高められていった。
2007年のNC42ではHYPER VTECH Revoへと進化し、作動回転数の最適化や環境性能の向上を図りつつ、リニアなスロットルレスポンスと機械的な手応えを維持。「アナログ感ある最新機」として独自の存在感を放ち続けた。
しかし2010年代後半に入ると、排出ガス規制の一層の強化とグローバル市場におけるモデル戦略の変化により、水冷並列4気筒・400ccという日本独自のパッケージは存続が難しくなる。令和2年排出ガス規制への適合を断念したことで、2022年10月をもって生産終了。約30年にわたり支持され続けたCB400SFの歴史は、ここでいったん幕を下ろすこととなった。
だが2026年、新たな物語が動き出す。CB400 SUPER FOUR E-Clutch Concept。その名が示す通り、クラッチ操作を電子制御でアシストする新機構を搭載し、従来の「操る楽しさ」を残しながら、より幅広いライダーへと門戸を開く。
伝統の並列4気筒サウンドと鼓動感はそのままに、操作系は次世代へ。これは単なる復活ではない。半世紀にわたるCB400のDNAを受け継ぎながら、新たな時代のスタンダードを提示する挑戦である。
1974年に始まった〝400cc直4ネイキッド〟という文化は、一度幕を閉じ、そして再び芽吹く。CB400スーパーフォアは、過去の名車ではなく、常に〝今〟を走るための存在として、再び歴史を刻み始める。
ホンダ「400cc直4」ヒストリー

ドリームCB400 FOUR(1974年)
CB350FOURの後継とし、408cc空冷4気筒エンジンを組み合わせ、当時最先端のスポーティさを体現。「ヨンフォア」の愛称で高い人気を博した。

CBX400F(1981年)
400クラスの後発として投入されたDOHC4バルブ48PSの空冷4気筒スポーツ。インボードディスクなどの先進装備でライバルを圧倒した。

CBR400RR(1988年)
カムギアトレーン直4とアルミツインチューブフレームを組み合わせたNC23最終形のスポーツツアラーで、フルカバードカウルと高回転特性が魅力。

CB-1(1989年)
CBR400RR(NC23)のカムギアトレーン直4をベースに、中低速トルクを太らせた専用セッティングとスチールパイプフレームを採用した。

CB400スーパーフォア(NC31)(1992年)
PROJECT BIG-1コンセプトの第1弾として誕生した水冷4気筒ネイキッド。53PSを発揮するNC23E系エンジンとダブルクレードルフレームを採用した。

CB400スーパーフォア(NC39)(1999年)
回転域によってキャラクターが変化するHYPER VTECを採用した。SPEC II・IIIへと進化しつつ、400ネイキッドの基準車としての地位を確立した。

CB400スーパーフォア(NC42/Revo初期)(2007年)
新設計のNC42EエンジンにPGM-FIとHYPER VTEC Revoを組み合わせたFI世代。環境性能と53PSの力強さを両立し、滑らかな走りを実現した。

CB400スーパーフォア(NC42後期)(2017年・最終仕様)
平成28年排出ガス規制に対応した後期型。ABSの標準装備化や実用燃費の改善も図られ、シリーズ最終期を飾る完成形として高い人気を維持した。



