まとめ:オートバイ編集部
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ホンダ「CB400 SUPER FOUR」(2022)「CB400 SUPER FOUR E-Clutch Concept」(2026)解説①
「CB400 SUPER FOUR」(2022)

HONDA
CB400 SUPER FOUR
令和が産んだ直4ネイキッドの完成形
399cc水冷直4にHYPER VTEC Revoを組み合わせたエンジンは56PSを発生する。ベーシックなダブルクレードルフレームに正立フォークとツインショックを組み合わせた車体が生む素直なハンドリングに加え、201kgという車重と755mmの低いシート高によって取り回し性も高い。
●主なスペック
●エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●総排気量:399㏄
●最高出力:56PS/11000rpm●最大トルク:4.0kgf・m/9500 rpm●車両重量:201kg
●シート高:755mm●燃料タンク容量:18L●タイヤサイズ 前・後:120/60ZR17・160/60ZR17
「CB400 SUPER FOUR E-Clutch Concept」(2026)

HONDA
CB400 SUPER FOUR E-Clutch Concept
次世代400直4+電子制御クラッチが描く新CB像
新開発の400cc並列4気筒DOHCエンジンに、クラッチを電動アクチュエーターで操作するE-Clutchを搭載。ライドバイワイヤスロットルと走行モード、トラクションコントロールなどの電子制御を統合し、CB伝統のフレームに専用セッティングのサス&ブレーキを組み合わせる。
CB400フォアからスーパーフォアへ受け継ぐ系譜

HONDA
Dream CB400FOUR
1974年
空冷4ストローク並列4気筒エンジンを搭載し、美しいレイアウトの4-1集合マフラーと低いハンドルにより精悍なカフェレーサースタイルを確立。
1974年、ドリームCB400フォアの登場は、日本の中型ロードスポーツの価値観を一変させた。量産車として世界初の4気筒400ccエンジンは、軽やかに吹け上がる回転フィールと集合マフラーの美しいフォルムで、多くのライダーを魅了した。高度経済成長の余韻が残る時代において、「高性能」と「スタイル」を両立した象徴的な存在となった。

HONDA
CBX400F
1981年
その系譜は、1981年のCBX400Fへと受け継がれる。DOHC化された直4は16バルブ化によってさらなる高回転化を実現し、クラストップの48PSを11000rpmで発生するほどの伸びやかなパワーを獲得していた。
足まわりには世界初のブレーキトルクセンサー型アンチダイブ機構TRACとインボード・ベンチレーテッドディスクを組み合わせ、制動時のノーズダイブを抑えつつ、高い安定性を両立している。さらにプロリンク式リアサスペンションやアルミスイングアームなど当時の最先端技術を積極的に投入しながらも、ビキニカウルすら持たない端正なロードスポーツスタイルを貫いた。
レーサーレプリカ全盛期の入り口に立ちながらも、飾り立てることなく「走りの中身」で勝負した、ネイキッドとしての完成度を極めた1台だった。
平成から令和にかけて〝400ネイキッドの基準〟であり続けたCB400スーパーフォア。1992年に登場した初代は、フルカウル全盛の400クラスに一石を投じ、CBR400RR譲りの水冷直列4気筒とダブルクレードルフレームを端正なネイキッドに収めた。扱いやすさと信頼性を両立し、教習車からツーリングまで幅広く支持され、「迷ったらスーフォア」という評価を確立した。
CB400 SUPER FOUR シリーズダイジェスト
平成ネイキッドブームを牽引したCB400SFの軌跡
1992年に誕生したCB400SFは、ハイパーVTECで深化しつつも、「誰もが扱える直4ロードスポーツ」という原点を守り抜いた、約30年続いた国民的400ネイキッドだ。


CB400SF Version R
1995年
スーフォアを“攻めバイク”に
CB400SFの運動性能を一段引き上げたスポーツグレード。PGM-IG点火や吸気系の最適化で高回転域の伸びを強め、アルミサイレンサーを含む専用排気系を採用。ビキニカウルや減衰調整付きサスなどでサーキット走行も視野に入れ、ネイキッドブームの中で“スポーツ寄りスーフォア”という新しいキャラクターを提示した。

CB400 FOUR
1997年
独立4本出しで音に拘り
NC31系CB400SFをベースに、CB750FOURをモチーフとしたタンク&サイドカバーと4本出しマフラーでクラシック路線に振った派生モデル。水冷直4と信頼性の高い車体をそのままに、往年のヨンフォア像を現代風に翻訳した存在で、レプリカ全盛からレトロ回帰へと動き始めた当時の空気を象徴する1台だった。

CB400 SUPER FOUR(NC39・SPECIII期)
2003年
後の定番となったCBXカラー
進化したHYPER VTEC SPEC III世代に追加された、CBX400Fをモチーフとする通称“CBXカラー”仕様。白地に赤を基調としたグラフィックとラインワークで空冷CBX400F初期型のイメージを現代に再現し、ルックスではホンダ400直4の血統を強く感じさせる、ファン垂涎のヒストリックオマージュだった。

CB400SF Special Edition 赤フレーム(NC42)
2011年
赤フレームの希少モデル
レッド塗装のフレームと専用カラーリングを与えたスペシャルエディション。赤いフレームでトラス構造を強調しつつ、ゴールドホイールや細部に差し色を配することで、スーパースポーツ的な緊張感を与えた、シリーズ中でも視覚的インパクトが強い限定仕様だった。

CB400SF VTECの構造
1999-2022年
VTECは細やかに進化
1999年のNC39でハイパーVTECを初搭載し、直押しカムのまま油圧で2バルブ⇔4バルブを切り替える量産初の機構として登場した。 以後SPEC II・IIIで作動回転やトルク特性を熟成し、2007年のNC42でPGM-FI+HYPER VTEC Revoへ進化した。

CB400 SUPER BOL D’OR
2005年(右)/2017年(左)
スーパーフォアに欠かせないハーフカウル仕様
CB400SFのハーフカウル仕様として2005年のNC39でデビュー。2008年からNC42となりFI+Revo化で環境性能と扱いやすさを向上。2014年頃からLEDライトやギアポジ、ETC、グリップヒーター付き仕様を拡充し、2018年以降の後期は改良スロットルボディと新マフラーで56PSへ出力アップや快適装備を標準化した。
