1984年、F3直系を名乗りながらも、FZ400Rが本気で狙っていたのはサーキットではなく街と峠の日常だった。59PSの4気筒とハーフカウルをまといながらツーリングもこなす「着崩したレーサーレプリカ」を振り返る。
まとめ:オートバイ編集部
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ヤマハ「FZR400RR SP」(1993)解説

画像: YAMAHA FZR400RR SP

YAMAHA
FZR400RR SP

FCR装備のTT-F3ホモロゲ仕様

TT-F3レースへの投入を前提に開発された限定モデル。自主規制により最高出力は53PSだが、FCRΦ32mmキャブレターを採用し、高回転域重視のピーキーな特性に仕上げられている6速クロスレシオミッション、水冷式オイルクーラー、大型ラジエターを装備した、レースベース400マルチレプリカ最終世代の1台だ。

主なスペック

●エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒●総排気量:399cc
●最高出力:53PS/12000rpm●最大トルク:3.7kgf・m/9500rpm●車両重量:185㎏
●シート高:760mm●燃料タンク容量:15L●タイヤサイズ 前・後:120/70ZR17・160/60ZR17

各部装備解説

フレーム

フレームはスチール角断面パイプを用いたダブルクレードルで、エンジンを剛性メンバーとして活かしつつ、適度なしなりを残していた。

画像1: 1988年

1988年


エンジン

399cc水冷直列4気筒DOHC4バルブエンジンは、59PS/12000rpmを発生する高回転型ユニット。クロスレシオの6速ミッションと組み合わせたF3直系の設計により、中高速域での伸びに優れ、サーキット走行を意識したピーキーな特性だった。

画像2: 1988年

1988年

1987年に登場した限定SPモデルのFZR400Rに、市販車として初めて可変排気バルブ「EXUP」を採用し、中低速域のトルクとレスポンスの向上などを実現した。

画像: 1987年

1987年

フロント回り

市販車初の二輪用デュアル・プロジェクターヘッドライトを採用し、コンパクトな灯体で空力とスタイルを両立したレーサーレプリカ最終進化形のフェイスが特徴だった。

画像: 1990年

1990年

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