柔と剛を表現する手法のペイントや遊び心も効く

画像1: 柔と剛を表現する手法のペイントや遊び心も効く

東北唯一のナップスとなるナップス仙台泉インター店。東北地域一円からお客さんが訪れることもあってハードパーツ類も多数扱い、悠々と広く取られたピットでの作業も、整備や車検に加えてパーツ取り付けに終わらないカスタムまでと広範にわたる。一方でZ900RSにも力を入れミーティングを開いたり、オリジナルパーツの展開も行ったりもするショップだ。

そんなZ900RS、そしてカスタムへの力の入れようは、同店が製作した車両を見ればもっと深く分かるだろうか。この車両は初期’18年型をベースとして作られたものだ。火の玉カラーの外装類はタンクやサイドカバーのエンブレムを見れば当然だが、ペイントされたと分かる。そしてそのペイントはベースにもポイントがあった。

燃料タンクは塗装を剥がし下地を出した上でグラインダーをかけて微細な切削痕を入れる。そうしてその上にキャンディトーンで火の玉カラーを施し、ホログラムのような効果を得るグラインダー塗装。これは仙台をベースに長く活動し、全国区で名が知られるカラーズデザインが作業した。見て分かるように火の玉パターンと丸タンクの柔らかさにグラインダーの下地、金属の剛を組み合わせた感じ。テールカウルのラインも同様に入れられた。

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そこから下のハード面に目を移すと、こちらはブラックで構成していくが、これもステアリングヘッド部からチェーンガード=スイングアーム部にかけてカーボンパーツを配して流れを作り、他のブラックもRXコート仕上げ等を活用したマット調とし、黒でまとめた時に出がちな見た目の重さを抑えている。

サスペンションにブレーキにホイールにと必要なポイントに手を入れた上でスマートにまとめたこの全体の作りは、ただパーツを揃えるというだけでは難しい。お客さんのオーダーを汲み取りそれを的確に、いや、より良く昇華して反映するべく作る技術とパッケージングというセンスさえも問われる部分が重要。そこがこのように実現できるからお客さんも期待するし、逆にナップス仙台泉インター店は作業に力を入れるということ。それが表現された1台と言っていいだろう。

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ビレットライトステーはナイトロレーシング、細身のウインカーはリゾマ。メーターケースはカーボンにした上でキャンディレッドで塗られるという細かな工夫にも注目。フロントフォークのアウターチューブもつやを抑えた黒で、全体のシックな一体感をサポートする。

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ステムはGストライカーでフロントマスターはブレンボRCSコルサコルタ、クラッチホルダーにはコーケンをチョイス。

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燃料タンクの下地を出してグラインダーをかけてあえて削り目を作り、その上にキャンディ塗装を施して複雑な表情を生み出すグラインダー塗装。陽に当たるとさらに深い魅力を醸し出す。

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テールのラインもグラインダー塗装で表現している。シート後部にはオーナーの遊び心でトンボの刺繍も入れられる。

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ステップやラジエーターキャップはアエラでドライブチェーンはRK 525XXWだ。

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948cc直4のエンジンおよびFIは本体ノーマルで、3D ACGカバー/3Dパルサーカバー/フロント3Dスプロケットカバー、3Dパルサーカバーと3Dエンジンハンガーがウイリー製ビレット。いずれもRXコート仕上げされる。ラウンドタイプワイドラジエーターはナイトロレーシングでホースはSAMCOに換えている。チタンマフラーはケイファクトリー製。

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右サイドから見るエンジンまわりとリヤショック、そしてステップ。RXコートを含めてつや消しもしくは半ツヤで揃ったブラックの中に見える抑揚も楽しめる。

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フロントフォークは純正同径のG-SENSE・G-FORKφ41でアウターチューブ/フォークボトムともブラックに。フロントブレーキまわりはブレンボ484 cafe racerキャリパー+サンスター・ワークスエキスパンドディスクだ。

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リヤブレーキはブレンボGP2-CRキャリパー+ワークスエキスパンドディスク。ホイールはO・Z GASS RS-Aで純正に同じ3.50-17/5.50-17サイズを履く。

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リヤサスはオーリンズ・ブラックライン(KA740)に、ウイリー・5角目の字断面スイングアームをブラック仕上げとして組み合わせた。

取材協力:ナップス仙台泉インター店

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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