写真:南 孝幸
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ホンダ「V3R 900 E-Compressor Prototype」概要

Honda
V3R 900 E-Compressor Prototype
モーターサイクルショー参考出品車
ターボラグはほぼなし! トルクカーブは自由自在
水冷75度V型3気筒900ccに電子制御の電動コンプレッサーを組み合わせ、1200ccクラス相当のパフォーマンスを狙いながら、車体はスリムにまとめられているのがV3Rの大きな特徴。注目の電子制御過給機は二輪車としては世界初採用で、ECU制御によって低回転域から自在にブーストをかけられるため、「ひとクラス上の加速感」と「扱いやすさ」を高次元で両立している。
会場では、左右非対称のサイドカウルと、ぎゅっと凝縮されたコンパクトなプロポーションが来場者の足を止めるほどの存在感を放っていた。昨年はエンジン単体とベアシャシーの展示だっただけに、ストリートファイタールックのアグレッシブなスタイリングをまとった、力強いその存在感に熱い視線が注がれていた。
国産勢としては久々に"技術で驚かせる"過給機スポーツの登場を予感させるモデルであり、「次は市販仕様を見たい」という期待感も大きい。ついに市販車の姿がリアルに想像できる段階まできたこの次世代モデルは、モーターサイクルショーのホンダブースの中でも大きな注目を集めていた1台だった。

シャープなLEDヘッドライトと立ち上がりの強いビキニカウル、左右非対称ダクトが生む立体的な面構成で、「ノンレール・ジェットコースター」コンセプトの攻撃的フロントマスクを表現。

ボディパーツには幾何学模様のカムフラージュグラフィックが施されているが、そのサイズが排気量の割にとてもコンパクトなことは一目瞭然。
ホンダ「V3R 900 E-Compressor Prototype」各部解説
エンジンを回した瞬間から立ち上がる、電動ブーストの大トルク

電子制御過給機が切り拓く次世代ブーストスポーツ
電子制御過給機は電動モーターでコンプレッサーを駆動し、ECUが回転数や作動タイミングを制御して吸気圧を自在にコントロールする。エンジン回転に依存しないためターボラグがほぼなく、低回転からの厚いトルクと高レスポンスを両立できる。また、必要なときだけ過給することで機械式スーパーチャージャーより損失が少なく、燃費・排出ガスなどの面でも有利な特性を狙えるのが利点だ。

電子制御EERA付き倒立フォークと大径ダブルディスク+ラジアルマウントキャリパーを組み合わせ、高出力を受け止める制動力とスポーティな操安性を両立。

片持ち式の「プロアーム」スイングアームと電子制御リアショックを採用し、ワイドタイヤと合わせて高いトラクションとスタビリティ、そして存在感あるリアビューを実現。サイレンサーの出口はV3を象徴する3本出し、ミシュラン製のタイヤはリア200サイズという太さで、トレッド面の荒れ具合がハードな実走テストが行われていることを物語っている。
ホンダ「V3R 900 E-Compressor Prototype」動画・写真
2026 V3R 900 E-Compressor Prototype | Honda Motorcycles
www.youtube.com2026 V3R 900 E-Compressor Prototype 360º Look | Honda Motorcycles
www.youtube.com





