写真:南 孝幸 まとめ:オートバイ編集部
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ホンダ「CB400 SUPER FOUR E-Clutch Concept」の概要

Honda
CB400 SUPER FOUR E-Clutch Concept
コンセプトモデル
甦る新世代のCB魂がついにベールを脱いだ
大阪モーターサイクルショー2026。開場と同時に押し寄せる来場者の熱気に包まれる会場の一角で、ひときわ注目を集めていたのが「CB400SF Eクラッチ コンセプト」だ。
長年、日本のロードスポーツを象徴してきたCB400SF。その名が今、電子制御の時代にふさわしい新しい姿で帰ってきた。展示車両の周囲には往年のファンから若い世代まで、人だかりが途切れない。彼らの視線の先にあるのは、伝統の400並列4気筒と最新テクノロジーが融合したホンダの新たな挑戦だ。
ダウンドラフト吸気やスロットル・バイ・ワイヤ、そしてクラッチ操作を必要としない革新的な"Eクラッチ"。新しいCB400SFは、人とマシンの関係を次のステージへ導く存在となっている。外観はクラシカルでありながら、内部設計は完全に刷新された。新型直4エンジンの鼓動と電子制御が調和するその姿に、観客は立ち止まり、目を輝かせた。
時代を超えて愛された「操る歓び」は、今、未来のフィーリングへと進化した。大阪の熱気の中で、新たな伝説が始まろうとしている。

ホンダ「CB400 SUPER FOUR E-Clutch Concept」スタイリング解説
引き締まったテール、立ち上がるエキパイ造形で語る新CB

伝統の4気筒エンジンを新しいカタチで表現
CB400SF Eクラッチ コンセプトのスタイリングは、先代CB400SF(NC42)が体現してきた「王道のジャパニーズネイキッド」を、次世代基準へアップデートした姿と言える。先代のNC42は丸目一灯+二眼メーター、18Lタンクとやや跳ね上げたテールで、均整のとれた水平基調を特徴とし、クローム感のあるマフラーや立体的なテールランプ造形など、メカを「見せる」クラシカル寄りの仕立てだった。
それに対しEクラッチ コンセプトは、CB500スーパーフォアと共通イメージの、ソリッドでエッジの立った面構成を強調したモダンなネイキッドスタイルを採用。フューエルタンクからサイドカバー、テールへと続くラインはよりシャープに絞り込まれ、ホイールやフレームまわりも含めてシルバーのスペンサーカラーでまとめることで、メカニカルかつ未来感のある印象を前面に押し出している。
またコンパクトな4-1集合マフラーと控えめなテールカウルのアップ量により、NC42よりも前後に凝縮感のあるプロポーションを形成し、並列4気筒の存在感を保ちつつ"軽く切れ味のよいCB〟というキャラクターを視覚的に表現している。
伝統的ネイキッドの文脈を踏襲しながらも、面や色で「新世代のCB」であることを語るのが、Eクラッチ コンセプトのスタイリングだ。
