写真:森 浩輔、オートバイ編集部
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検証1. 実際の走行性能は?

テスト時のライディングモードは「スタンダード」で走行。ゼロ発進からの加速はなかなかのもので、数秒で40km/hまで到達。スロットルを回し続ければスイスイと加速していくため、交通量の多い都心や、流れの速い国道でも全く不安なく走行できたのが好印象。モーターを使用するEVバイクならではのパワーを感じることができた。
また、登り坂の登坂力も申し分なく、坂の多い密集した住宅街でもパワー不足を感じることはなかった。車体の取り回しは普段スクーターに乗り慣れていれば全く問題なし。操作も一般的なスクーターと全く一緒なので、初めてバイクに乗る人もすぐに乗り回せるようになるだろう。
ホンダ「CUVe:」ここがGOOD!


モードをスポーツに切り替えるとトルクが如実にアップ。ゼロ発進からパワフルにググッと進み、快適な走行を楽しめた。ただバッテリーの消耗は早くなるので注意!
ホンダ「CUVe:」ここが惜しい!

外気温5度以下の屋外に駐車しておくと、バッテリーの冷え込みでスポーツモードが使用できない点は気になった。気温にもよるが、テスト時は使用可能になるまで約10kmの走行を要した。
検証2. 機能面や使い勝手は?

「CUV e:」は装備の充実ぶりも大きな魅力だ。視認性の高い7インチTFTフルカラー液晶メーターやバックギアを備えるほか、スマホ専用アプリ「Honda RoadSync Duo」と連携すれば、ナビ表示やインカムとの併用による通話の発着信、音楽再生など多彩な機能が利用できる。操作は左側スイッチとスティックで直感的に行え、停車中でも素早く扱えるのが好印象だった。
また、内燃機関バイクと違いエンジンオイルやチェーンがないため、消耗品が少なくメンテナンスも最小限でできるのも魅力。さらにモーター駆動ならではの利点として、走行時の静音性が高い点も注目。密集した住宅街からの発進や夜間の走行も気兼ねなくできるのは大きなメリットだ。
ホンダ「CUVe:」ここがGOOD!

インカムを接続した上で、車体とスマホとのBluetooth接続で音楽再生も可能。操作はハンドル左側のスティックで再生・停止・曲のスキップも手軽にできた。

後進をモーターでアシストするリバースモードも装備。狭い道や斜面での切り返しや駐車など、意外と活躍するシーンは多かった。
車体とスマホをBluetooth・Wi-Fi接続すればアプリから車体状況やバッテリー残量を確認できる上、アプリのナビ機能も優秀。自宅や勤務先の設定もできナビの視認性もGOOD。
ホンダ「CUVe:」ここが惜しい!

バッテリーはシート下に搭載されるため、通常のスクーターのような収納スペースはなく、積載力は控えめ。リアキャリアにボックスなどをつけるのが良さそうだ。

スマホと車体の接続はやや苦戦した。特にiOS版はスマホと車体の設定が少し難しく、説明書を熟読してからの接続をおすすめする。とはいえ一度接続してしまえば問題ないのだが。

