クルーザーモデルにもさまざまなタイプがあるが、カワサキはドラッガースタイルのエリミネーターシリーズで独自路線を歩んできた。エリミネーターは輸出モデルの900に始まり、400や250クラスなどにもラインアップを展開してきた。
まとめ:オートバイ編集部 写真:カワサキ
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カワサキ「エリミネーターSE」のルーツは「エリミネーター400 SE」(1988)

画像: Kawasaki ELIMINATOR SE(左) 2026年 ELIMINATOR 400 SE(右) 1988年

Kawasaki
ELIMINATOR SE(左)
2026年

ELIMINATOR 400 SE(右)
1988年

変遷しつつ進化する独自のドラッガー

スポーツバイクが多種多様化する中、1985年に登場したのがエリミネーター900。クルーザーというジャンルに属するモデルながら、パワーを誇示するドラッガースタイルとしていたのが特徴で、当時最速マシンだったGPZ900R譲りの水冷DOHC並列4気筒エンジンを搭載していた。ただ、900は輸出モデルで、国内向けとして750ccのエリミネーター750が販売された。

1986年には普通二輪免許で乗れるエリミネーター400を発売。こちらのエンジンはGPZ400Rがベースだった。1988年のモデルチェンジでキャストホイールにビキニカウル装備の「SE」とメッキパーツを多用した「LX」が追加され、1993年のモデルチェンジでは仕様を統一、これがエリミネーター400の最終型となった。

また、1987年にはGPX250Rをベースにした水冷並列2気筒エンジン搭載のエリミネーター250も登場し、400同様ビキニカウル装備のSEやLXタイプもラインアップした。さらに1997年には、新開発のV型2気筒エンジン搭載のエリミネーター250Vへと変更。

さらに、タイで生産する単気筒エンジンのエリミネーター125も1997年から国内発売され、125は2008年までラインアップされた。

そして2023年、新型のエリミネーター/SEが登場。ニンジャ400/Z400に搭載されている水冷DOHC4バルブ並列2気筒エンジンを採用し、スタイリングも一新した。


画像: Kawasaki ELIMINATOR 400 SE 1988年

Kawasaki
ELIMINATOR 400 SE
1988年

強烈な個性で人気となった初代エリミネーター

当時最新のスポーツモデルのエンジンをロー&ロングなフォルムの車体に搭載して登場した異端児とも言えるエリミネーター。その走りは低回転でドコドコと走るのではなく、高回転域までスムーズに回るGPZ譲りのスポーツ性能を発揮。1988年に登場したSEはビキニカウルとキャストホイールが装着されていた。

●主なスペック
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量:398cc
最高出力:54PS/12000rpm
最大トルク:3.4kgf・m/10500rpm
乾燥重量:192kg
シート高:735mm
燃料タンク容量:12L
タイヤサイズ前・後:100/90-18・150/80-15

最速ニンジャの水冷並列4気筒を搭載するドラッガー「エリミネーター900」(1985)

当時世界最速のスーパースポーツモデルとして人気となっていたGPZ900Rの水冷並列4気筒エンジンをドラッガースタイルの車体に搭載して登場したエリミネーター900(輸出車・下写真)。駆動系はチェーンではなく、シャフトドライブを採用していた。

画像1: カワサキ「エリミネーターSE」(2026)のルーツは「エリミネーター400 SE」(1988)【最新ネオクラ ルーツ伝】
画像: 当時最速の4気筒を搭載!

当時最速の4気筒を搭載!

画像: エリミネーター900に搭載されていたのはGPZ900R Ninjaの水冷並列4気筒エンジン。

エリミネーター900に搭載されていたのはGPZ900R Ninjaの水冷並列4気筒エンジン。

初期エリミ400はGPZ400Rのエンジンを搭載

「エリミネーター400」(1986)

画像2: カワサキ「エリミネーターSE」(2026)のルーツは「エリミネーター400 SE」(1988)【最新ネオクラ ルーツ伝】

400ccクラスが最も熱かったこの時代、900に続く形で登場した登場したエリミネーター400はシャフトドライブを採用し、SEやLXの派生モデルも登場した。翌年にはGPZ/GPX250Rのエンジンを使用したエリミネーター250(チェーン駆動)がラインアップされた。

画像: GPZ400R(1985年)譲りのエンジンを搭載。

GPZ400R(1985年)譲りのエンジンを搭載。

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