まとめ:オートバイ編集部 写真:赤松 孝、松川 忍、南 孝幸、カワサキ
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カワサキ「メグロ K3」(2026)解説

Kawasaki
MEGURO K3
2026年モデル
総排気量:773cc
エンジン形式:空冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒
シート高:790mm
車両重量:227kg
価格:141万9000円
発売:2025年11月1日
一世紀前から高性能・高品質を謳ったメグロの血統
日本の大型スポーツバイクの歴史を紡ぐカワサキの記念碑的なモデルとして2021年に登場したメグロK3。伝統のスタイリングの車体に、歴史ある空冷バーチカルツインエンジンを搭載し、最新の機能を用意。2017年に発売されたZ900RSのように当時の雰囲気を大事にし、最新モデルに落とし込むうまさを持つカワサキならではの1台と言える。

W800を基にメグロブランドを復活
カワサキがメグロと業務提携したのは1960年のこと。当時はバイクメーカーが数多くあり、それぞれにしのぎを削っていた。メグロもそんなメーカーのひとつである。とはいえ100年もの歴史を誇る老舗メーカーで、メグロが送り出す高性能バイクは市場で高く評価されていた。
中でも500ccバーチカルツインのスタミナK1はメグロを代表するバイクとして多くのライダーに支持されていた。そのスタミナK1の後継モデルとして創出されたのが、1964年の東京モーターショーで発表されたカワサキ500メグロK2である。
カワサキブランドとしては初の大型バイクとなったメグロK2は、その後に生まれる650W1の基となった。
以来メグロの名称は途絶えていたが、2021年、W800をベースにメグロブランドを復活させたメグロK3を登場させた。車体から空冷OHCバーチカルツインエンジンに至るまで基本コンポーネンツはW800を共有するが、クロームメッキタンクやアップハンドルの装備で往年のメグロをイメージさせるスタイリングを構築。メグロのエンブレムも誇らしげに装備している。

かつてW1開発のベースとなったメグロK2が、今度はW800を基にメグロK3というレトロスタイルのモデルを誕生させたというわけだ。

Wと同じく二眼メーターを採用するが、中央部をアイボリーとしたクラシカルなデザインに。メーター下にはメグロの文字も入る。

タンクサイドにはカワサキ独自の銀鏡塗装を施し、エンブレムは職人が一つ一つ手作業により5色に塗り分けたアルミの立体成型となっている。

ベベルギアを使用したOHCのバーチカルツインエンジンはW800と同様。独特な鼓動感と排気音がライダーを魅了してくれる。
カワサキ「メグロ K3」2026年モデルの主なスペック・燃費・製造国・価格
| 全長×全幅×全高 | 2190×925×1130mm |
| ホイールベース | 1465mm |
| シート高 | 790mm |
| 最低地上高 | 125mm |
| 車両重量 | 227kg |
| エンジン形式 | 空冷4ストロークSOHC4バルブ並列2気筒 |
| 総排気量 | 773cc |
| ボア×ストローク | 77.0×83.0mm |
| 圧縮比 | 8.4 |
| 最高出力 | 38kW(52PS)/6500rpm |
| 最大トルク | 62N・m(6.3kgf・m)/4800rpm |
| 燃料タンク容量 | 15L |
| 変速機形式 | 5速リターン |
| キャスター角 | 27.0° |
| トレール | 108mm |
| ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmシングルディスク・Φ270mmシングルディスク |
| タイヤサイズ(前・後) | 100/90-19M/C 57H・130/80-18M/C 66H |
| 乗車定員 | 2名 |
| 燃料消費率 WMTCモード値 | 20.9km/L(クラス3-2)1名乗車時 |
| 製造国 | 日本 |
| メーカー希望小売価格 | 141万9000円(消費税10%込) |




