必要十分な機能と完成度、そして遅延の少なさで人気を博した人気インカムDT-E1シリーズ。そんなDT-E1の後継機として、価格は同等に抑えつつさらなるパワーアップを遂げたDT-E2が登場したよ。特にアプリでのイコライジング機能とバックグラウンドミュージック機能は本当に良いぞ。先行して発売されたDT-02との違いや、実際にツーリングで1200kmほど使ってみた印象とか、そのあたりも紹介していくよ。

インカムの名機DT-E1の後継「DT-E2」

コンパクトなボディと完成度の高い基本性能で人気を博したDT-E1シリーズ。エントリーモデルながらも、通話におけるレスポンスの良さなどを特長に、多くの人に愛された名作インカム。

そんなDT-E1シリーズの後継モデルがDT-E2。DT-E1シリーズではワイヤーマイクとブームマイクが同梱されてたけど、DT-E2ではどちらかを選んで購入することになるよ。実際、2種類入っててもどっちかしか使わないし。こういう細かい部分で価格上昇を抑えてる気がする。

ジェットヘルだとブームマイクを選ぶことになるんだけど、個人的に凄くブームマイクのアーム部が良くなってる気がしたのよね。DT-E1のブームマイクよりアームがしなやかで向きを変えやすいし、明後日の方向を向くこともなくて凄く使いやすくなってた。
詳しく聞いてみたら製造方式は同一でケーブル太さとかコネクタ形状が変わってるだけらしい。いやでも確実に使いやすい気がする。

デイトナ(Daytona) バイク インカム 6人通話 低遅延 防水 通信距離1500m フルフェイス用 DT-E2(DTイーツー) ワイヤーマイクタイプ 1台 25041

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デイトナ(Daytona) バイク インカム 6人通話 低遅延 防水 通信距離1500m ジェット用 DT-E2(DTイーツー) ブームマイクタイプ 1台 25042

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DT-E1シリーズとの違い

DT-E1シリーズにはDT-E1と後継のDT-E1+が存在するけど、とりあえずDT-E1+と比較してみるよ。特に大きく変わった部分といえば、以下の3点じゃないかな。

最大接続人数が4人から6人に
最大通信距離が800mから1500mに
アプリでのバージョンアップやイコライジングが可能に

最大接続人数については自分はそんなに友達いないから、正直4人でも6人でも。

最大の違いは、通信距離じゃないかな。なんと約1.5km。DT-E1の800mから倍近くパワーアップしてて、これはツーリング時の快適さが別次元になってそう。

あと、地味だけど、アプリを使ってのバージョンアップはかなり画期的。DT-E1だとPCにつなぐ必要があったけど、DT-E2はスマホアプリで完結。あと、アプリでの音量設定やイコライジングも何気に効果が大きいよ。
通常の会話音量を設定できるのはもちろんだけど、バックグラウンドミュージック機能を使ったときの音量バランスの設定をすることで、ツーリングが凄く快適に。
あと、ノーマル状態だとフラットな音質なので、バックグラウンドミュージック機能を使ったときや、ソロで音楽を楽しむときには好みのイコライザー設定にすることで、音の良さを引き出すことができた。

わかりやすい変更点として3つ挙げたけど、制御チップやスピーカーなど、あらゆる部分が最新になってるので、バランスの良さはそのままにすべてがパワーアップしてるよ。筐体も大きくなって操作感も向上。でも価格はDT-E1+と同等。初めてのインカムにもオススメよ。

DT-02との違い

お次は先行して発売された上位モデルDT-02との違い。
DT-02もブームマイクとワイヤーマイクのどちらかを選択する方式。
見ての通り、DT-E2とDT-02は同じデザイン。たぶんだけど筐体もほぼ一緒じゃないのかな。
なので、違いとしては内部の性能的な部分になるよ。

デイトナ(Daytona) バイク インカム 8人通話 低遅延 防水 通信距離1500m ジェット用 DT-02(DTオーツー) ブームマイクタイプ 1台 25032

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デイトナ(Daytona) バイク インカム 8人通話 低遅延 防水 通信距離1500m フルフェイス用 DT-02(DTオーツー) ワイヤーマイクタイプ 1台 25031

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で、DT-02とDT-E2の違いはこんな感じ。

同時通話人数がDT-02は8人、DT-E2は6人

ヘルメットへの取り付け方式がDT-02はベースプレート脱着、DT-E2は面ファスナー

システムチップにDT-02はクアルコム社QCC5181チップをデュアルで搭載
 DT-E2はクアルコム社QCC3095チップをシングルで搭載

数字的に最も違うのは最大接続人数。DT-E2の6人からさらに増えて8人に。

あと、ヘルメットへの装着方式がベースプレート式。好みもあるので、どっちが優位とは言いにくいかも。

そして最大の違いがチップセット。つまり電子機器としての性能部分。どちらもクアルコム社製のチップを使ってるけど、DT-E2はチップセットをひとつ搭載したシングルチップに対して、DT-02はチップセットを2つ搭載したデュアルチップ。制御にもよるけれども、単純に処理能力が2倍以上になるわけで、見た目の数字には出にくいけど性能的には大きな違いがあるよ。

ソロ向けにはDT-S2

余談だけど、DT-E2、DT-02以外にもDTシリーズの新作はあるよ。過去に発売されていたDT-KIKUDAKEの系譜であるDT-S2。これは双方向通話するものじゃなく、ナビの音声とかを聞くのに特化したソロ向けモデル。
名前が似てるけど、0はオリジナルで、Eはエントリー、Sはソロ。最後の数字は第二世代を表してるらしい。なので、DT-E2なら、DTシリーズのエントリーモデル第二世代。わかりやすい。DTはDAYTONAかな。

DT-02やDT-E2と同系統のデザインだけど、筐体は小ぶりで重量も30gと約半分。連続使用時間15時間以上はシリーズ最長。

自分もそうだけど、一人で走ることが多い人には特にオススメ。

DT-E2をヘルメットに取り付けてみる

では実際にDT-E2をヘルメットに取り付けてみるよ。取り付けるのは、オフ系バイザーヘルメットのBELL MX-9アドベンチャーMIPS。とはいえ、正直取り付けは凄い簡単だよ。面ファスナーの位置決めだけ慎重にやれば、あとは貼って配線を隠すだけ。

取り付けに特別なものは必要ないけど、ヘルメットを傷つけないためにもこういうヘルメット台があると楽よ。穴あきクッションとかでもOK。

NOLAN(ノーラン) バイク ヘルメット ヘルメットメンテナンス リング 78704

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ヘルメットを台に置いたら、まずは左右のチークパッドを外そう。

画像1: DT-E2をヘルメットに取り付けてみる

今どきのヘルメットはスピーカーを貼り付けるポイントがへっこんでたりするので、そこにインカム付属の面ファスナーを貼ろう。

画像2: DT-E2をヘルメットに取り付けてみる

今回はフルフェイスということでワイヤーマイクを使うよ。マイクをあてがって位置決めしたら、マイクを取り付ける位置に面ファスナーを貼ろう。

画像3: DT-E2をヘルメットに取り付けてみる

DT-E2本体を取り付けるための面ファスナーも貼っておくよ。ヘルメットの形状にもよるけど、だいたい左の下側になると思う。ヘルメットの曲面とDT-E2の形状を合わせつつ、位置決めして面ファスナーを貼っていくよ。貼る前にヘルメットの脱脂をお忘れなく。

画像4: DT-E2をヘルメットに取り付けてみる

DT-E2本体にもオスの面ファスナーを貼っておくよ。

画像5: DT-E2をヘルメットに取り付けてみる

そしたらヘルメットの面ファスナーにDT-E2本体、左右スピーカー、マイクをひっつけよう。
あとはチークパッドを戻しつつ配線を隠せば完成。簡単だよ。

画像6: DT-E2をヘルメットに取り付けてみる

スマホアプリで活用しよう

ヘルメットに取り付けたら、最初にやっておきたいのがスマホとのペアリング。ペアリング方法は、DT-E2の後方ボタン(Mボタン)を長押しして、スマホ側で受け入れるだけ。詳しくはマニュアルを参考にしてね。

で、個人的に凄く感動したのが、音量設定とイコライザー設定。音量はヘルメットの状態や周囲の環境などにあわせて、増減させることで音量調節の手間が減って凄く楽になるよ。

イコライザーは音楽を聴く時に効果抜群。シルクダイヤフラムスピーカーの採用で、高い音質を実現してるとはいえ標準状態では音楽を聴くにはややフラットな印象。イコライザー設定をすることで、よりコントラストの高い音を楽しむことができるよ。
オーディオシェア設定とかもここで。

画像1: インカムの名作DT-E1の後継機、「DT-E2」が登場したので実際に試してみた。〈若林浩志のスーパー・カブカブ・ダイアリーズ Vol.372〉
画像2: インカムの名作DT-E1の後継機、「DT-E2」が登場したので実際に試してみた。〈若林浩志のスーパー・カブカブ・ダイアリーズ Vol.372〉

実際に使ってみた印象

また詳しく記事にするけど、実はDT-E2を装着してクロスカブとハンターカブでロングツーリングをツーリングしてきたんですよ。そこで距離にして1200kmちょっと、日数にして5日くらいDT-E2を使ってきたよ。

しかも5日のうち4日くらい雨だったけどトラブルは一切なかった。防水性凄いよ。雨の中でも操作に不安ないし。

通話音量については、初期設定だとちょっと小さい気がしたので、スマホアプリでちょっと上げたら凄く良くなった。
なにより通話距離1500mが凄く良い。まじでノンストレス。信号で離れたりしても簡単には切れないので、やり取りが凄くスムーズだった。ちょっとやそっと離れても音が途切れたりしないし、遅延もまるで感じられないので、めちゃめちゃしゃべりやすい。
あと、バックグラウンドミュージック機能のおかげで、無理に会話しなくても良いのも楽だった。インカムつけてると「なんか話さないと」って気持ちになることもあるけど、音楽流れてると間が持たなくなって焦るってこともないのね。

画像1: 実際に使ってみた印象

操作についても、ボタンの感触がはっきりしてるし、各ボタンの形状もわかりやすいのでグローブでも完璧に使いこなせた気がする。あと、電池の持ちが良い。一応毎日充電はしたんだけど、6-7時間走っても充電は50-80%残ってた。正直、2日に一度の充電でもいけそう。走行時間にもよるけど、一泊のキャンプツーリングなら充電不要かも。

画像2: 実際に使ってみた印象

オプションでより自分好みに

DT-E2、DT-02共通でオプションパーツも用意されてるよ。まずは見た目のイメージを大きく変えてくれるオプションフェイスパネル。夜に2台をまとめて充電するときとか、どっちが誰のかわかんなくなっちゃうので、そういう時にも便利。

画像: デイトナ(Daytona) バイク インカム DT-02用 オプションフェイスパネル アッシュブルー 48892 amzn.to

デイトナ(Daytona) バイク インカム DT-02用 オプションフェイスパネル アッシュブルー 48892

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自分はアッシュブルーを買ってみたけど、正直かなりカッコ良い。装着は精密マイナスドライバーとかシールピックツールとかでパネルを外して付け替えるだけ。
ちなみにパネルを外すことで、リセットボタンにアクセスできるので、万が一に備えてロングツーリング時にはシールピックツールとかを持っていくと安心かも。

画像: オプションでより自分好みに

あと定番の薄型のコンパクトスピーカー。
スピーカーが耳に当たって痛くなる人には必須。付属のスピーカーが直径40mm × 厚さ10.4mmなのに対して直径28mm × 厚さ6mmと大幅にコンパクト。自分も痛みが出るほどじゃないけど少し気になるので欲しいところだけど、付属スピーカーと違ってシルクフダイヤフラムを採用してなかったりと、音楽を聴くには付属スピーカーの若干有利そうなので悩ましい。

デイトナ(Daytona) バイク インカム DT-02用 オプション品 小型 薄型 コンパクトスピーカー 24658

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まとめ

デイトナにはハイエンドインカムとして、メッシュ通信距離2000m、ネットワーク通信距離無制限のRESO PILOT PROも登場を予定されてるけど、エントリー向けインカムとしてはDT-E2がイチオシ。価格もDT-E1と同じくらいに抑えられてるし、インカムとしての完成度も高く非常にコスパの良いモデル。インカムとしてだけじゃなく、普段のナビ音声とかを聞くこともできて非常に便利だよ。

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