L.リヤーカバーの円モールドをドリリングしたい
ハンターカブのディテールアップということで、今回はL.リヤーカバー(ドライブカバー)のドリリング。
L.リヤーカバーのドライブスプロケット側上部に、いかにもドリリングしたくなるような円モールドがあるんですよ。

モールド部分に黒い円のシールを貼るだけでも効果あるかもだけど、シンプルに穴開けしてみたいのよ。軽量化にもなるし。
あと、ドリリングってカスタム作業って感じで楽しそうなのよね。というわけで勢いのままに開口していくよ。
必要なもの
必要な工具はこれくらい。L.リヤーカバーはボルト2個で脱着できるし、ゆうて樹脂にドリルで開口するだけだから、かなりハードル低め。
・8mmディープソケット
・ラチェットハンドル
・電動ドリル
・6mmドリル刃
L.リヤーカバーを外す工具だけど、ソケット&ラチェットじゃなくても、8mmTレンチとかでも良さそう。
L.リヤーカバーを外してドリルで開口してみる
L.リヤーカバーは上下2カ所のボルトで締結されてるよ。写真撮り忘れたので、過去画像から。
8mmの工具でボルトを外すよ。奥まってるので、短いソケットだと入らないかも。

もう一個、下側にボルトがあるよ。ディープソケットかTレンチがオススメ。

2カ所のボルトを外したら、あとは本体を引き抜くだけ。

取り外しが完了したら、あとはドリリング。

ドリル刃は6mmにしたけど、5.5mmでも良かったかも。

中心を意識しつつ勢いでどんどん開けていくよ。

ドリリング完了。

穴の周囲に傷がついてるのは、元からの傷+ドリルが滑った傷。横着せずに養生しておいた方が良かったかも。

せっかくなのでホンダロゴも黒塗りしてみる
サイドカバーの材質はPA6、6ナイロンとも言われる軟質樹脂なので、塗料にはちょっと気を使う必要があるのよね。今回は、6ナイロンの地肌じゃなくシルバー塗装の上から塗るので、普通の塗料でもいける気がするけどね。怖いので念のため専用塗料を使うよ。
斎藤塗料(SaitoPaint) ウレヒーロー ラスクリ 15ml ブラック 光沢 No.1002
amzn.toウレヒーローは塩ビとかPETにも塗装可能な塗料で、追従性や伸びも良いのが特長らしい。

凹モールドなので流し込むように塗ってって、はみ出したらカッターとかで拭えば簡単にいけるはず。

思いのほかロゴが細かくてはみ出しまくり。カッターではみ出しを削りまくったらシルバー塗装もちょっと剥がれた。

結構ムラが出るので3回くらい重ね塗りしてこんな感じ。車体に対してかなり小さい部分なので、これくらいで大丈夫でしょ。
乾燥したら車体に取り付けよう。

完成
というわけでL.リヤーカバーカスタム完成。

車体に取り付けるとこんな感じ。

個人的な意見だけど、丸モールド部分の見た目が落ち着いた気がしてすごく満足。割と黒い部分が多いので、黒く塗ったホンダロゴも車体に馴染んでて良い感じな気がする。
まとめ
作業自体は簡単だし、たぶん誰にも気づかれないような細部のカスタムだけど、個人的にはモールド部分の質感が向上してすごく満足。
なにより、ドリリング作業の取り返しのつかない感じが凄く楽しい。失敗したら社外品のドライブカバーにしちゃうのもアリ。楽しいよ、ドリリング。
レポート:若林浩志
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