極太のリアタイヤを持つ迫力あるスタイルで、ハーレーのラインアップの中でも高い人気を誇るのがブレイクアウト。最新モデルは扱いやすさの向上と装備の充実を図りながら、高級感も増した1台となっている。
文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸
▶▶▶写真はこちら|ハーレーダビッドソン「ブレイクアウト」の全体・各部・走行シーン
文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸
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ハーレーダビッドソン「ブレイクアウト」各部装備・ディテール解説

大径フロントホイールを備えたロー&ロングのフォルムで、ブレイクアウトは日本でも大人気のモデル。ボディカラーは5色をラインアップする。

リアの極太タイヤが圧倒的な存在感を醸し出す。車体各所のクロームトリムが高級感を高め、オーナーの所有感を満たしてくれる。

LEDヘッドライトは従来の楕円形デザインから、オーソドックスな丸形ケースに変更。フロントマスクの印象も上品なものにになった。

ハンドルバー上にあったメーターはオーソドックスな丸形アナログタイプに変更。3種類のライディングモードも標準装備される。

強烈な加速でも身体をしっかりホールドしてくれる肉厚のシート。シート高は665mmで足つき性に関しては何の不満もない。

1923ccの「ミルウォーキーエイト」エンジンは、ツーリングタイプのエアインテークを装備され、FIのセッティングも変更。パワーは103HPを発揮する。

クローム仕上げが美しい2into2方式の右2本出しエキゾースト。サイレンサーは細身のストレートで、迫力のサウンドを奏でる。

切削加工が美しいフロントホイールは21インチ。フロントディスクはΦ300mmと大径だ。タイヤはミシュランのスコーチャー。

ブレイクアウト最大のポイントが240サイズの極太リアタイヤ。リアサスはシート下でプリロード調整が可能なモノショック。
ハーレーダビッドソン「ブレイクアウト」動画・写真
2025 Breakout Overview | Harley-Davidson
www.youtube.comハーレーダビッドソン「ブレイクアウト」主なスペック・燃費・価格
| 全長×全幅×全高 | 2375×940×NAmm |
| ホイールベース | 1695mm |
| 最低地上高 | 115mm |
| シート高 | 665mm |
| 車両重量 | 309kg |
| エンジン形式 | 空冷4ストロークOHV4バルブV型2気筒 |
| 総排気量 | 1923cc |
| ボア×ストローク | 103.5×114.3mm |
| 圧縮比 | 10.3 |
| 最高出力 | 103HP/5020rpm |
| 最大トルク | 168Nm(17.1kgf・m)/3000rpm |
| 燃料タンク容量 | 18.9L |
| 変速機形式 | 6速リターン |
| レイク角 | 34° |
| トレール量 | 145mm |
| ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
| タイヤサイズ(前・後) | 130/60B21・240/40R18 |
| 乗車定員 | 2人 |
| 燃料消費率 | 5.6L/100km(EU134/2014) |
| メーカー希望小売価格 | 345万1800円~(消費税10%込) |





