文:横田和彦、オートバイ編集部/写真:南 孝幸
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サクマエンジニアリング「ゴールドウイング×SC79サイドカー」ライディングポジション・足つき性
シート高:745mm
ライダーの身長・体重:165cm・72kg
※パッセンジャーの身長・体重:181cm・90kg

ライディングポジションはリラックスしたもの。曲がるときはハンドルを使うが、グリップが力を入れやすい位置にあるので操作しやすい。サイドカーがあると停車時に足をつく必要がないのでシート高は気にならない。
サクマエンジニアリング「ゴールドウイング×SC79サイドカー」各部装備・ディテール解説


流線型のボディを持つサイドカーに装着されたメッキのホイールは、オーナーがセレクトしたもの。人が乗らないときは上にトノカバーをセットする。

乗り降りの際に開けるキャノピーは電動式。

リモコンのボタン操作で開閉することができる。スクリーンはスモークタイプを採用している。

シートはかなり広く取られており、身長181cm、体重90kgの大柄な男性が乗っても窮屈さは全くなく、クッション性も抜群。車高が低いので乗り降りも簡単だ。

ハンドリング特性を向上させるため、アルミブロックのEZステアによってトレール量を減らしている。

バイクとサイドカーの接合部は専用製作された強固なもの。

下部にビルトインされているLEDライトは前方を照らし、上部はバイクの右側のバックミラーと対になるポジションランプとして機能している。この配置もオーナーのこだわりだ。

カーブで車体をバンクさせないサイドカーは、乗用車用のタイヤを装着することでエンジンのパワーをロスなく確実に路面に伝えることができ、安定性も高めることができる。

サイドカーの後部にはキーロック式のトランクを装備。深さがあるので容量はかなり多く、ちょっとした旅行の荷物も収容できる。
サクマエンジニアリング「ゴールドウイング×SC79サイドカー」主なスペック・価格
| 全長×全幅×全高 | 2615×905×1430-1555mm |
| 全長×全幅×全高(舟側) | 2110×980×1100mm |
| ホイールベース | 1695mm |
| 最低地上高 | 130mm |
| シート高 | 745mm |
| エンジン形式 | 水冷4ストロークOHC4バルブ水平対向6気筒 |
| 総排気量 | 1833cc |
| ボア×ストローク | 73.0×73.0mm |
| 圧縮比 | 10.5 |
| 最高出力 | 126PS/5500rpm |
| 最大トルク | 17.3kgf・m/4500rpm |
| 燃料タンク容量 | 21L |
| 変速機形式 | 6速リターン |
| ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmダブルディスク・Φ316mmディスク |
| タイヤサイズ(前・後) | 130/70R18・200/55R16 |
| タイヤサイズ(舟側) | 155/65-14 |
文:横田和彦、オートバイ編集部/写真:南 孝幸




