まとめ:松本正雅
スズキ「DR-Z4S」の概要

SUZUKI
DR-Z4S
2026年モデル
総排気量:398cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
シート高:890mm
車両重量:151kg
発売日:2025年10月8日(水)
税込価格:119万9000円
400ccクラスでは現時点で国内で新車が購入できる唯一の本格デュアルパーパスであるDR-Z4S。前モデルのDR-Z400Sが生産を終了した2009年以来、実に16年ぶりの復活となる待望のモデルだ。



シリンダーヘッドを新作し、カムプロフィールを変更したエンジンは38PSを発揮。チタン製の吸気バルブなど、贅沢な素材も惜しみなく投入されている。フロントフォークはKYB製の倒立フォークをついに採用。リアショックもKYB製で、ガッチリしたスイングアームはアルミ製となっている。





LED1眼のバイファンクションヘッドライトを採用し、インパクトあるフロントマスクを演出。リアのテールランプとウインカーもLEDで、コンパクトな造りが特徴。タンク容量は8.7リットルで、シートは高さを抑えながら、ライディングポジションの自由度を重視した形状としている。
メーターはデュアルパーパスとしては大きめの液晶デジタル。今回から電子制御スロットルを搭載、S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)を採用している。これはG(グラベル)モードを含むSTCS(スズキトラクションコントロールシステム)、SDMS(スズキドライブモードセレクター)、解除モード付ABSなどが含まれており、ライダーのスキルや路面コンディションに応じた多様なライディングを実現している。
ボディカラーはイエローとグレーの2色を展開。価格は119万9000円で、2025年10月8日(水)から発売となる。ストリートからオフロードまで幅広く楽しめる、400ccクラスでは久々となる本格トレールモデルの登場だけに、今後注目が集まりそうだ。
スズキ「DR-Z4S」のカラー・人気投票

チャンピオンイエローNo.2 / ソリッドスペシャルホワイトNo.2

チャンピオンイエローNo.2 / ソリッドスペシャルホワイトNo.2

ソリッドアイアングレー

ソリッドアイアングレー
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スズキ「DR-Z4S」の主なスペック・燃費・価格
全長×全幅×全高 | 2270×885×1230mm | |
ホイールベース | 1490mm | |
最低地上高 | 300mm | |
シート高 | 890mm | |
車両重量 | 151kg | |
エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒 | |
総排気量 | 398cc | |
ボア×ストローク | 90.0×62.6mm | |
圧縮比 | 11.1 | |
最高出力 | 28kW(38PS)/8000rpm | |
最大トルク | 37Nm(3.8kgf・m)/6500rpm | |
燃料タンク容量 | 8.7L | |
変速機形式 | 5速リターン | |
キャスター角 | 27°30′ | |
トレール量 | 109mm | |
燃費 | 27.7km/L(WMTCモード、クラス3、サブクラス3-1) | |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク | |
タイヤサイズ(前・後) | 80/100-21 51P・ 120/80-18 62P | |
メーカー希望小売価格 | 119万9000円(消費税10%込) |