スズキは、2024年11月にイタリア・ミラノで開催された「EICMA 2024(ミラノショー)」で発表したデュアルパーパスモデルの新型「DR-Z4S」を、2025年10月8日から国内発売すると発表した。モーターサイクルショーで実車も展示され、期待が高まっている中での待望の発売となる。早速その詳細を見ていこう。
まとめ:松本正雅

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スズキ「DR-Z4S」の概要

画像: SUZUKI DRZ-4S 2026年モデル 総排気量:398cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 シート高:890mm 車両重量:151kg 発売日:2025年10月8日(水) 税込価格:119万9000円

SUZUKI
DRZ-4S
2026年モデル

総排気量:398cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
シート高:890mm
車両重量:151kg

発売日:2025年10月8日(水)
税込価格:119万9000円

400ccクラスでは現時点で国内で新車が購入できる唯一の本格デュアルパーパスであるDRZ-4S。前モデルのDR-Z400Sが生産を終了した2009年以来、実に16年ぶりの復活となる待望のモデルだ。

シリンダーヘッドを新作し、カムプロフィールを変更したエンジンは38PSを発揮。チタン製の吸気バルブなど、贅沢な素材も惜しみなく投入されている。フロントフォークはKYB製の倒立フォークをついに採用。リアショックもKYB製で、ガッチリしたスイングアームはアルミ製となっている。

LED1眼のバイファンクションヘッドライトを採用し、インパクトあるフロントマスクを演出。リアのテールランプとウインカーもLEDで、コンパクトな造りが特徴。タンク容量は8.7リットルで、シートは高さを抑えながら、ライディングポジションの自由度を重視した形状としている。

メーターはデュアルパーパスとしては大きめの液晶デジタル。今回から電子制御スロットルを搭載、S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)を採用している。これはG(グラベル)モードを含むSTCS(スズキトラクションコントロールシステム)、SDMS(スズキドライブモードセレクター)、解除モード付ABSなどが含まれており、ライダーのスキルや路面コンディションに応じた多様なライディングを実演している。

ボディカラーはイエローとグレーの2色を展開。価格は119万9000円で、2025年10月8日(水)から発売となる。ストリートからオフロードまで幅広く楽しめる、400ccクラスでは久々となる本格トレールモデルの登場だけに、今後注目が集まりそうだ。

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スズキ「DR-Z4S」の主なスペック・燃費・価格

全長×全幅×全高2270×885×1230mm
ホイールベース1490mm
最低地上高300mm
シート高890mm
車両重量151kg
エンジン形式水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
総排気量398cc
ボア×ストローク90.0×62.6mm
圧縮比11.1
最高出力28kW(38PS)/8000rpm
最大トルク37Nm(3.8kgf・m)/6500rpm
燃料タンク容量8.7L
変速機形式5速リターン
キャスター角27°30′
トレール量109mm
燃費27.7km/L(WMTCモード、クラス3、サブクラス3-1)
ブレーキ形式(前・後)シングルディスク・シングルディスク
タイヤサイズ(前・後)80/100-21 51P・ 120/80-18 62P
メーカー希望小売価格119万9000円(消費税10%込)

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