ホンダを代表するオートバイの1台、当時登場したレーサーレプリカの中でも代表格としても挙げられるホンダ NSR250R。その性能は他を凌駕するものがあり、当時はもちろん、今もなお多くのファンを持つ。ここではエンジンなどが新設計となって登場したMC21型を紹介。1992年までのカタログも掲載する。
文:太田安治、オートバイ編集部/写真:赤松 孝、松川 忍、南 孝幸/協力:Bikers Station、H&L PLANNING
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ホンダ「NSR250R」(MC21・1990年-1992年)カラー&カタログ紹介

画像: ホンダ「NSR250R」(MC21・1990年-1992年)カラー&カタログ紹介

前後17インチホイールと新設計エンジンで激進化

1990年2月に登場したガルアームと2灯ヘッドライトを強調したMC21のカタログ。初期のカラーバリエーションでは「ロスホワイト×ファイティングレッド」と「ロスホワイト×テラブルー」を発売。

塗り分けパターン/ストライプの基本はMC18後期型に通じているが、サイドカウル前端部、赤×白には青、青×白には黄の差し色を入れているのが真新しい処理だ。アッパーカウル前端上にはHONDAのロゴが入っていた。

画像: 1990年2月:ロスホワイト×ファイティングレッド

1990年2月:ロスホワイト×ファイティングレッド

画像: 1990年2月:ロスホワイト×テラブルー

1990年2月:ロスホワイト×テラブルー

同年4月末には下写真の「パッションレッド×ブラック」が追加された。この赤×黒では前後ホイールを赤仕上げとしており、SP以外で白ではない仕上げのホイールを採用したのはこのカラーが最初だった。

画像: 1990年4月:パッションレッド×ブラック

1990年4月:パッションレッド×ブラック

1991年以降は流行のパターンやカラーリングも導入

91年1月には「ブラック×ヘビーシルバーメタリック」を追加。同年5月には、新たな派生機種としてSE(スーパーエディション)が登場し、「ロスホワイト×ファイティングレッド」を基に、シートカウル側面を緑、前後ホイールを赤とした。

画像: 1991年1月:ブラック×ヘビーシルバーメタリック

1991年1月:ブラック×ヘビーシルバーメタリック

画像: 1991年5月:NSR250R SE

1991年5月:NSR250R SE

1992年1月にはスタンダードモデルの「ロスホワイト×リアルブルー」と同じカラーのSE、続いて「ロスホワイト×ファイティングレッド」、三番目の「ブラック×ファイティングレッド」の計3色のSEモデルが登場した。

画像: 1992年1月:ロスホワイト×リアルブルー(NSR250R SE)

1992年1月:ロスホワイト×リアルブルー(NSR250R SE)

画像: 1992年1月:ロスホワイト×ファイティングレッド(NSR250R SE)

1992年1月:ロスホワイト×ファイティングレッド(NSR250R SE)

画像: 1992年1月:ブラック×ファイティングレッド(NSR250R SE)

1992年1月:ブラック×ファイティングレッド(NSR250R SE)

文:太田安治、オートバイ編集部/写真:赤松 孝、松川 忍、南 孝幸/協力:Bikers Station、H&L PLANNING

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