ホンダを代表するオートバイの1台、当時登場したレーサーレプリカの中でも代表格としても挙げられるホンダ NSR250R。その性能は他を凌駕するものがあり、当時はもちろん、今もなお多くのファンを持つ。ここでは記念すべき初期型、1986年に登場したMC16型を解説していく。
文:太田安治、オートバイ編集部/写真:赤松 孝、松川 忍、南 孝幸/協力:Bikers Station、H&L PLANNING
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ホンダ「NSR250R」(MC16)カタログ

▶1986年 NSR250R(MC16)カタログ

サーキット、HRC、NSR250Rへのつながりが明確に表現された構成となっており、表紙をめくると左の市販車と右のレーサーが向かい合い、さらに次のページを開くと2台の外装を外したストリップ状態が現れ、両車の近似性が分かる。

画像14: ホンダ「NSR250R」(MC16・1986年)を解説|レプリカモデルの域を超えた“公道レーサー”が誕生
画像15: ホンダ「NSR250R」(MC16・1986年)を解説|レプリカモデルの域を超えた“公道レーサー”が誕生
画像16: ホンダ「NSR250R」(MC16・1986年)を解説|レプリカモデルの域を超えた“公道レーサー”が誕生
画像17: ホンダ「NSR250R」(MC16・1986年)を解説|レプリカモデルの域を超えた“公道レーサー”が誕生
画像18: ホンダ「NSR250R」(MC16・1986年)を解説|レプリカモデルの域を超えた“公道レーサー”が誕生
画像19: ホンダ「NSR250R」(MC16・1986年)を解説|レプリカモデルの域を超えた“公道レーサー”が誕生

▶1987年 NSR250R(MC16)カタログ

1987年にはテラブルー×ロスホワイトのカラーが新たに追加。カタログの表紙ではラインアップされる2カラーが並べられ、裏表紙には当時HRCに所属していた清水雅広選手(#3)と小林大選手(#4)と彼らが乗るNSR250が掲載されていた。1987年には清水選手が全日本タイトルを獲得している。

画像: 1987年 NSR250R(テラブルー×ロスホワイト)

1987年 NSR250R(テラブルー×ロスホワイト)

文:太田安治、オートバイ編集部/写真:赤松 孝、松川 忍、南 孝幸/協力:Bikers Station、H&L PLANNING

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