新車並みのスムーズなハンドリングを取り戻したい!
バイクは年式が古くなるほど、距離を走っているほど各部の性能が低下してしまう。特に足まわりのパーツの劣化はハンドリングに与える影響が大きいので完調であることが大切。
フロントフォークはオーバーホールやサスペンションオイル交換で本来の性能を取り戻すことができるけれど、市販車に純正装着されているリアサスペンションは非分解式の物が多くメンテナンスができない。なのでオイル漏れが発生していたり性能が劣化していたら丸ごと交換が基本的に必要となる。
ところが純正サスペンションは意外と高価。そこで社外品が候補になるのだが、CB400SF & スーパーボルドールであれば、デイトナ製のアジャスタブルリアショックを強く推したい。

アジャスタブルリアショック(商品番号:48810)/税込価格:9万9000円(リングスパナ2本付)
amzn.toどんな車体にもマッチするボディカラーと、安定した作動を約束する内部構造
強く推す理由のひとつは、総アルミ削り出しボディや窒素ガス/オイル別室式ダンパーを採用しながらこの価格に収めていること。
アルミ削り出しで高級感がある仕上がりは、車両全体のクオリティを高めてくれる。シルバー&ブラックという派手すぎないシンプルなカラーリングも好感が持てる。

“総アルミ削り出し”というクオリティが高い仕上がりが愛車を引き立ててくれる。

DAYTONAロゴの入り方もさりげない
窒素ガス/オイル別室式ダンパーは、スポーツライディングのようなハードな乗り方でサスペンション内の油温が上昇しても、安定した減衰性能を発揮し続けてくれる構造。もっと高価なブランドの製品が採用している構造と同じということからも、安定した性能が得られることがわかる。
各種セッティング&オーバーホールが可能!
さらにスゴイのは、車高(+10mmまで)/スプリングプリロード(無段階)/伸び側減衰(20段階)が調整できること。


製品にはプリロード調整用のリングスパナが2本付属する。
これらを調整することにより、ライディングのスタイルや、ライダーの体格差、荷物の有無、タンデム時といったシチュエーションが異なるシーンでも安定したハンドリングを保つことができる。
「サスペンションのセッティング」と聞くと難しく思うかも知れないが、付属の説明書には「どの部分を調整したら、どういう挙動に変化するか」ということも記されているので、迷わずに試すことができる。

さらに純正サスペンションではできないオーバーホールに対応しているというのだから、末長く使えるサスペンションでもあるのだ。これだけの高機能でありながらこの価格は、まさにバーゲンプライスだと言えるだろう。
車種専用にセットアップされた “専用品” がハンドリングを最良のものにする
ハンドリングに定評があるCB400スーパーフォア/スーパーボルドール。
その高性能を維持するためには、必ず専用設計されたサスペンションを使おう。
正直なところ、サスペンションはサイズや取付部の形状が合えばどんなモノでも取り付けできてしまうのだが、スプリングや内部ダンパーのセッティングが合っていないとまともなハンドリングにはならない。また、海外製の安価な汎用品の中には、見た目は良いが強度計算などがまったくできてなく走行中に破損する可能性があるモノすら存在するのが現実だ。
バイクは命を預けるものなのだから、信頼性できるブランドの製品を使うことを再度強くお薦めしたい。
■対応モデル(CB400SF/SB)
NC31(1992〜1988年)

NC39(1998〜2006年)


NC42(2007〜2019年)

