モーターサイクルショーで話題となったCB1000Fコンセプトだが、いよいよ発売が間近に迫っている市販バージョンの噂を聞く一方で「派生モデルもあるらしい」との噂もキャッチ! どうやらそれはビキニカウル付きらしい! 早速CGとともにその姿を大予想するぞ!
CG:宮窪伸治
※この記事は月刊『オートバイ』2025年7月号の掲載記事をweb用に再編集したものです。

ビキニカウル以外にも、クイックシフターなど装備が充実!?

画像: Honda CB1000F SE CG:宮窪伸治

Honda
CB1000F SE
CG:宮窪伸治

春のモーターサイクルショーで披露され、話題を集めた「CB1000Fコンセプト」。市販化に関するアナウンスは現時点でまだないが、登場は確実だろう。さらに最新情報によると、ビキニカウル仕様も設定されるとのウワサが!

画像: Honda CB1000Fコンセプト  CB1300に代わる新旗艦として提案。999cc水冷直4のCB1000ホーネットをベースに、往年のCB-Fをイメージしたフォルムをまとう。

Honda
CB1000Fコンセプト

CB1300に代わる新旗艦として提案。999cc水冷直4のCB1000ホーネットをベースに、往年のCB-Fをイメージしたフォルムをまとう。
画像: Honda CB1000 SUPER FOUR T2 1994

Honda
CB1000 SUPER FOUR T2

1994

大排気量の直列4気筒CBにおいてビキニカウルと言えば、真っ先に思いつくのがCB1000スーパーフォア T2。丸目一眼ネイキッドのCB1000SFに設定されたビキニカウル仕様で、シブいルックスが評判になった。

クイックシフターやラジエターグリルなどの専用パーツを装備!?

令和の「新世代ビッグCB」にも同様に、ビキニカウル版が追加されることを期待したい! しかも、最新情報によると、この仕様ではビキニカウルのみならず、クイックシフターやラジエターグリルなど、スタンダードのCB1000Fにはない装備を与えた上級版となるようだ。当初我々はこの車名を「T2」と予想していたが、どうも「SE」に決まりそうだ、という噂も上がって来ている。

気になるパワーは120PSぐらいになりそう?

画像: 写真はCB1000ホーネットSPのパワーユニット。ルーツは2017年型CBR1000RR(SC77)だ。

写真はCB1000ホーネットSPのパワーユニット。ルーツは2017年型CBR1000RR(SC77)だ。

CB1000Fのベース車であるCB1000ホーネットは、最高出力152PS/11000rpmと高回転&ハイパワー。ただ、今度のCB1000FではFIマップを専用のものとし、120PS程度になるのでは、と噂されている。これはネイキッド向けの扱いやすい出力特性とすることが狙いのようだ。

スーパーボルドールとは一線を画す「カフェ仕様」で登場!?

画像: Honda CB1000F SE CG:宮窪伸治 CB1000Fはスペンサーカラーのほかに2色がラインアップされるとの噂。ここではブラックとレッドのよそうCG を制作したが、最新情報だとブラックとブルーらしく、今後の展開に期待したい。

Honda
CB1000F SE
CG:宮窪伸治

CB1000Fはスペンサーカラーのほかに2色がラインアップされるとの噂。ここではブラックとレッドのよそうCG を制作したが、最新情報だとブラックとブルーらしく、今後の展開に期待したい。

今までCBシリーズの旗艦として君臨してきたCB1300にもカウル付きのスーパーボルドールが存在した。ボルドールは角眼+ハーフカウルというスポーティなデザインだったが、今度のCB1000F SEでは、丸眼ヘッドライトのままクラシカルな流線形のビキニカウルが与えられることになるようだ。

画像: Honda CB1300 SUPER BOL D'OR  ついにファイナルを迎えたCB1300シリーズ。SBは高速道路タンデム解禁に合わせ2005年にデビュー。SFが丸眼ヘッドライトなのに対し、角眼にスポーティなハーフカウルを備える。

Honda
CB1300 SUPER BOL D'OR

ついにファイナルを迎えたCB1300シリーズ。SBは高速道路タンデム解禁に合わせ2005年にデビュー。SFが丸眼ヘッドライトなのに対し、角眼にスポーティなハーフカウルを備える。

ビキニカウルを装着するメリットは、高速走行での防風効果を高めるのはもちろん、何といってもそのスタイル。レトロかつワルっぽい外観は実に魅力的だ。CB1000Fの最大のライバルになるであろう、カワサキのZ900RSにもビキニカウル仕様の「カフェ」が設定されており、新CBとのガチンコ勝負に期待は高まる。

画像: Kawasaki Z900RS CAFE 2017年末の発売以来、ベストセラーを記録しているZ900RSにビキニカウルを装着。シートがSTDより20mm高く、ハンドルが低い。価格はZ900RSから3万3000円高の151万8000円。

Kawasaki
Z900RS CAFE

2017年末の発売以来、ベストセラーを記録しているZ900RSにビキニカウルを装着。シートがSTDより20mm高く、ハンドルが低い。価格はZ900RSから3万3000円高の151万8000円。

発売はスタンダードが11月以降、SEは2026年発売か?

今後の動向としては、丸眼ネイキッドのスタンダード、ビキニカウルのSEともに、発表は2025年10月ごろではないかと予想される。スタンダードは11月、SEは2026年1月頃の発売になるのではないかと思われる。気になる価格だが、スタンダードが140万円台、SEは追加装備により160万円前後になるのではないだろうか!? 従来のCB1300より軽くパワフルになると予想されるCB1000Fシリーズは、価格もお手頃になりそう。今から大いに期待したい。

カラーバリエ―ションは、STD、T2仕様とも3色展開と予想。コンセプトで披露された銀のスペンサーカラーをはじめ、予想CGではブラックとレッドを制作したが、ブラックとブルーが登場するという噂もあり…果たしてどのカラーが登場するのだろうか!?

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