CG:宮窪伸治
※この記事は月刊『オートバイ』2025年7月号の掲載記事をweb用に再編集したものです。
ビキニカウル以外にも、クイックシフターなど装備が充実!?

Honda
CB1000F SE
CG:宮窪伸治
春のモーターサイクルショーで披露され、話題を集めた「CB1000Fコンセプト」。市販化に関するアナウンスは現時点でまだないが、登場は確実だろう。さらに最新情報によると、ビキニカウル仕様も設定されるとのウワサが!

Honda
CB1000Fコンセプト

Honda
CB1000 SUPER FOUR T2
大排気量の直列4気筒CBにおいてビキニカウルと言えば、真っ先に思いつくのがCB1000スーパーフォア T2。丸目一眼ネイキッドのCB1000SFに設定されたビキニカウル仕様で、シブいルックスが評判になった。
クイックシフターやラジエターグリルなどの専用パーツを装備!?
令和の「新世代ビッグCB」にも同様に、ビキニカウル版が追加されることを期待したい! しかも、最新情報によると、この仕様ではビキニカウルのみならず、クイックシフターやラジエターグリルなど、スタンダードのCB1000Fにはない装備を与えた上級版となるようだ。当初我々はこの車名を「T2」と予想していたが、どうも「SE」に決まりそうだ、という噂も上がって来ている。
気になるパワーは120PSぐらいになりそう?

写真はCB1000ホーネットSPのパワーユニット。ルーツは2017年型CBR1000RR(SC77)だ。
CB1000Fのベース車であるCB1000ホーネットは、最高出力152PS/11000rpmと高回転&ハイパワー。ただ、今度のCB1000FではFIマップを専用のものとし、120PS程度になるのでは、と噂されている。これはネイキッド向けの扱いやすい出力特性とすることが狙いのようだ。
スーパーボルドールとは一線を画す「カフェ仕様」で登場!?

Honda
CB1000F SE
CG:宮窪伸治
今までCBシリーズの旗艦として君臨してきたCB1300にもカウル付きのスーパーボルドールが存在した。ボルドールは角眼+ハーフカウルというスポーティなデザインだったが、今度のCB1000F SEでは、丸眼ヘッドライトのままクラシカルな流線形のビキニカウルが与えられることになるようだ。

Honda
CB1300 SUPER BOL D'OR
ビキニカウルを装着するメリットは、高速走行での防風効果を高めるのはもちろん、何といってもそのスタイル。レトロかつワルっぽい外観は実に魅力的だ。CB1000Fの最大のライバルになるであろう、カワサキのZ900RSにもビキニカウル仕様の「カフェ」が設定されており、新CBとのガチンコ勝負に期待は高まる。

Kawasaki
Z900RS CAFE
発売はスタンダードが11月以降、SEは2026年発売か?
今後の動向としては、丸眼ネイキッドのスタンダード、ビキニカウルのSEともに、発表は2025年10月ごろではないかと予想される。スタンダードは11月、SEは2026年1月頃の発売になるのではないかと思われる。気になる価格だが、スタンダードが140万円台、SEは追加装備により160万円前後になるのではないだろうか!? 従来のCB1300より軽くパワフルになると予想されるCB1000Fシリーズは、価格もお手頃になりそう。今から大いに期待したい。
カラーバリエ―ションは、STD、T2仕様とも3色展開と予想。コンセプトで披露された銀のスペンサーカラーをはじめ、予想CGではブラックとレッドを制作したが、ブラックとブルーが登場するという噂もあり…果たしてどのカラーが登場するのだろうか!?