モーターサイクルショーで一躍注目を浴びたQJモーターが国内発売する本格スポーツモデルがSRK25R。エッジの効いたスタイリングが特徴のフルカウルを備えた、シングルエンジンの本格スポーツモデルだ。早速その乗り味をチェックしていこう。
文：横田和彦、オートバイ編集部／写真：南 孝幸
▶▶▶写真はこちら｜「SRK 25 R」の全体・各部・走行シーン（18枚）
文：横田和彦、オートバイ編集部／写真：南 孝幸
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QJモーター「SRK 25 R」各部装備・ディテール解説
低く構えた戦闘的なシルエットが特徴。左右はスリムだが縦方向にボリュームがある。このアングルからだとテールがかなり跳ね上がって見える。フロントホイールは左面のスポーク表面だけが切削加工されワンポイントになっている。
短めのテールカウルとリアフェンダーの間の空間がかなり広い。単気筒エンジンやスチール製フレームなどが見えないようカウルがデザインされている。ショートタイプのサイレンサーは低重心化とマスの集中に貢献している。
LEDデュアルヘッドライトが内蔵されたフルカウルは、近年のトレンドを上手く取り入れたデザインを採用。バックミラーは可倒式。
スクエアタイプの液晶メーターはTFTを採用。大きなスピード表示を中心としたシンプルで読み取りやすい配置となっている。
メーター左横にスマートフォンやナビなどに給電できるUSBポートを備える。Type-AとType-Cが両方配置されているのは珍しい。
水冷単気筒エンジンはショートストローク。鼓動感はあるがトルクバンドは広いので交通量が多い幹線道路などでの実用性は高い。
倒立フォークにセットされたブレーキキャリパーはピンスライド式の2ポット。ディスクローターはΦ300mmでABSを装備する。
楕円形の断面を持つスイングアームにはスタビライザーを装備。リアブレーキのローターはΦ240mmでキャリパーはシングルポット。
スポーツバイクらしくツーピースシートを採用。ライダー側は前方が絞り込まれていてタンデムシートはキーロックで脱着可能。
跳ね上がった短いテールカウルの左右にはエアスクープを装備。グラブバー的用途もある。テールランプとウインカーはLEDだ。
QJモーター「SRK 25 R」主なスペック・価格
| 全長×全幅×全高 | 2010×770×1125mm |
| ホイールベース | 1360mm |
| 最低地上高 | 135mm |
| シート高 | 780mm |
| 車両重量 | 162kg |
| エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒 |
| 総排気量 | 249cc |
| ボア×ストローク | 72.0×61.2mm |
| 圧縮比 | 9.0 |
| 最高出力 | 20.5kW（27.88PS）/9500rpm |
| 最大トルク | 22.5N・m（2.29kgf・m）/7250rpm |
| 燃料タンク容量 | 12.5L |
| 変速機形式 | 6速リターン |
| ブレーキ形式（前・後） | Φ300mmディスク・Φ240mmディスク |
| タイヤサイズ（前・後） | 110/70R17・140/60R17 |
| メーカー希望小売価格 | 65万8000円（消費税10％込） |
文：横田和彦、オートバイ編集部／写真：南 孝幸
