最先端ハイブリッドスポーツのカワサキ「ニンジャ7ハイブリッド」が2025年2月15日に発売された。多彩な走行モードを備え、シーンに応じた使い分けもできる次世代のスポーツバイクだ。その実力を試乗検証してみたぞ!
文:太田安治/写真:南 孝幸
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カワサキ「Ninja7ハイブリッド」各部装備・ディテール解説

画像: アンダーカウル前方にあるダクトはモーターとバッテリーの冷却用で、走行風がサイドを通ってテールカウルから抜けるレイアウト。

アンダーカウル前方にあるダクトはモーターとバッテリーの冷却用で、走行風がサイドを通ってテールカウルから抜けるレイアウト。

画像: ボディカラーは「メタリックブライトシルバー×メタリックマットライムグリーン」の1色のみ。ネイキッド版のZ7ハイブリッドも同時にリリースされた。価格はともに税込184万8000円となっている。

ボディカラーは「メタリックブライトシルバー×メタリックマットライムグリーン」の1色のみ。ネイキッド版のZ7ハイブリッドも同時にリリースされた。価格はともに税込184万8000円となっている。

各走行モードのメーター表示

画像: SPORT スポーツモードはマニュアル変速のみの設定で、停車時に自動的に1速に戻る「ALPF」も使用可能。タコメーターの下にはe-ブーストのゲージも表示される。

SPORT

スポーツモードはマニュアル変速のみの設定で、停車時に自動的に1速に戻る「ALPF」も使用可能。タコメーターの下にはe-ブーストのゲージも表示される。

画像: ECO ECOモードはATとMT、両方の変速を選択可能。停車時にはアイドリングストップが働き、発進はモーターのみで行なう。

ECO

ECOモードはATとMT、両方の変速を選択可能。停車時にはアイドリングストップが働き、発進はモーターのみで行なう。

画像: EV EVモードは1-4速を使ったATのみの変速設定。左にあるのがバッテリーの温度計と残量計で、メーター下部には走行可能距離も表示される。

EV

EVモードは1-4速を使ったATのみの変速設定。左にあるのがバッテリーの温度計と残量計で、メーター下部には走行可能距離も表示される。

画像: WALK MODE 取り回しの時に便利なのがウォークモード。停車時に選択可能で、前進が3km/h、スロットルを逆にひねれば2km/hで後退する。

WALK MODE

取り回しの時に便利なのがウォークモード。停車時に選択可能で、前進が3km/h、スロットルを逆にひねれば2km/hで後退する。

画像: 左スイッチボックスにはSPORT/ECOとAT/MT、HEV/EVの各種選択スイッチ、MTモードの際に使用するシフトスイッチが並ぶ。

左スイッチボックスにはSPORT/ECOとAT/MT、HEV/EVの各種選択スイッチ、MTモードの際に使用するシフトスイッチが並ぶ。

画像: 右スイッチボックスにはe-ブーストスイッチをレイアウト。スポーツモードで使用可能で5秒間作動。その際、最高出力は69PSになる。

右スイッチボックスにはe-ブーストスイッチをレイアウト。スポーツモードで使用可能で5秒間作動。その際、最高出力は69PSになる。

画像: 451ccのパラレルツインエンジンの後方にコンパクトなトラクションモーターをレイアウト。フレームには25°前傾して搭載される。

451ccのパラレルツインエンジンの後方にコンパクトなトラクションモーターをレイアウト。フレームには25°前傾して搭載される。

画像: フロントフォークはΦ41mmの正立。ブレーキキャリパーはラテラルマウントの4ポットと、足まわりはオーソドックスな構成。

フロントフォークはΦ41mmの正立。ブレーキキャリパーはラテラルマウントの4ポットと、足まわりはオーソドックスな構成。

画像: 車体レイアウトの関係でスイングアームは車格の割に長い。サスペンションはソフトめの設定で、市街地での乗り心地も上々。

車体レイアウトの関係でスイングアームは車格の割に長い。サスペンションはソフトめの設定で、市街地での乗り心地も上々。

画像: フロントシート下にはハイブリッドシステムを駆動する48Vのリチウムイオンバッテリーをマウント。ETC2.0車載器も後方に備わる。

フロントシート下にはハイブリッドシステムを駆動する48Vのリチウムイオンバッテリーをマウント。ETC2.0車載器も後方に備わる。

画像: スチール製トレリスフレームはニンジャ400なみのスリムさを実現。ハンドリング特性はニンジャ650に近いものに仕上げられている。

スチール製トレリスフレームはニンジャ400なみのスリムさを実現。ハンドリング特性はニンジャ650に近いものに仕上げられている。

カワサキ「Ninja7ハイブリッド」動画・写真

画像: 2024 Ninja 7 Hybrid & Z7 Hybrid ACTION VIDEO www.youtube.com

2024 Ninja 7 Hybrid & Z7 Hybrid ACTION VIDEO

www.youtube.com
画像: クイックガイド(Ninja 7 Hybrid/Z7 Hybrid 機能操作編) www.youtube.com

クイックガイド(Ninja 7 Hybrid/Z7 Hybrid 機能操作編)

www.youtube.com

カワサキ「Ninja7ハイブリッド」主なスペック・燃費・製造国・価格

全長×全幅×全高2145×750×1135mm
ホイールベース1535mm
最低地上高130mm
シート高795mm
車両重量228kg
エンジン形式水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量451cc
ボア×ストローク70.0×58.6mm
圧縮比11.7
エンジン最高出力43kW(58PS)/10500rpm
エンジン最大トルク43N・m(4.4kgf・m)/7500rpm
モーター形式水冷交流同期電動機
モーター最高出力9.0kW(12PS)/2600~4000rpm
モーター最大トルク36N・m(3.7kgf・m)/0~2400rpm
燃料タンク容量14L
変速機形式6速リターン(電子制御式マニュアルモード付オートマチック)
キャスター角25.0°
トレール量104mm
ブレーキ形式(前・後)Φ300mmダブルディスク・Φ220mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17M/C(58W)・160/60ZR17M/C(69W)
燃料消費率 WMTCモード値23.6km/L(クラス3-2、SPORT-HYBRID、マニュアル)1名乗車時
製造国タイ
メーカー希望小売価格184万8000円(消費税10%込)

文:太田安治/写真:南 孝幸

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