原付二種のフルサイズフルカウルスポーツは長い期間、国内メーカーではスズキの「GSX-R125」のみだったが、ヤマハはこの「YZF-R125」を2023年10月に発売した。125ccでスポーツ走行を存分に楽しみたい人は注目だ。
文:横田和彦、オートバイ編集部/写真:赤松 孝、南 孝幸

ヤマハ「YZF-R125 ABS」ライディングポジション・足つき性

シート高:815mm
ライダーの身長・体重:165cm・2kg

画像1: ヤマハ「YZF-R125 ABS」ライディングポジション・足つき性

全体に大柄なのでまたがったときの感覚は250ccモデルに近い印象。ハンドルは低めだがライダーから近いことと、シートやステップとの位置関係が良いので、街中でも操作しやすいスポーツバイクのライポジという感覚。

画像2: ヤマハ「YZF-R125 ABS」ライディングポジション・足つき性

ヤマハ「YZF-R125 ABS」注目ポイント

画像: フロントマスクはYZF-Rシリーズのデザインを採用し、ラムエア風のセンターダクト内部にプロジェクターLEDヘッドライトをマウント。両サイドにはツリ目のポジションランプが用意される。

フロントマスクはYZF-Rシリーズのデザインを採用し、ラムエア風のセンターダクト内部にプロジェクターLEDヘッドライトをマウント。両サイドにはツリ目のポジションランプが用意される。

画像: バーグラフ式タコメーターを備えたデジタルメーターは、オーソドックスなモノクロ液晶。表示は市街地用のストリートと、スポーツ走行用のトラックの2つのモードから選択可能。

バーグラフ式タコメーターを備えたデジタルメーターは、オーソドックスなモノクロ液晶。表示は市街地用のストリートと、スポーツ走行用のトラックの2つのモードから選択可能。

画像: VVAを備えたシングルエンジンは15PSを発揮。アクセルを戻さず、クラッチも切らずにシフトアップを可能とするクイックシフターがアクセサリーで用意されている。

VVAを備えたシングルエンジンは15PSを発揮。アクセルを戻さず、クラッチも切らずにシフトアップを可能とするクイックシフターがアクセサリーで用意されている。

画像: 足まわりはΦ37mm倒立フォークにバイブレ製2ポットキャリパー、Φ282mmディスクとMT-125、XSR125と共通。ホイールはボディのカラーに合わせてブラック、ブルー、イエローの3色となっている。

足まわりはΦ37mm倒立フォークにバイブレ製2ポットキャリパー、Φ282mmディスクとMT-125、XSR125と共通。ホイールはボディのカラーに合わせてブラック、ブルー、イエローの3色となっている。

画像: スーパースポーツのYZF-Rシリーズらしい、後部に向かって広がる形状のシート。コーナリング時にこの形状がいきてくる。シート高は815mmとなっており3兄弟の中でも一番高い。

スーパースポーツのYZF-Rシリーズらしい、後部に向かって広がる形状のシート。コーナリング時にこの形状がいきてくる。シート高は815mmとなっており3兄弟の中でも一番高い。

画像: YZF-Rシリーズに共通する縦方向に伸びるバーチカルなレイアウトのLEDテールランプ。リアビューからもスポーティな印象を与える。両サイドに空洞を設けたカウルデザインは近年のYZF-Rシリーズのトレンドだ。

YZF-Rシリーズに共通する縦方向に伸びるバーチカルなレイアウトのLEDテールランプ。リアビューからもスポーティな印象を与える。両サイドに空洞を設けたカウルデザインは近年のYZF-Rシリーズのトレンドだ。

ヤマハ「YZF-R125 ABS」主なスペック・燃費・製造国・価格

全長×全幅×全高2030×725×1135mm
ホイールベース1325mm
最低地上高170mm
シート高815mm
車両重量141kg
エンジン形式水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒
総排気量124cc
ボア×ストローク52.0×58.7mm
圧縮比11.2
最高出力11kW(15PS)/10000rpm
最大トルク12N・m(1.2kgf・m)/8000rpm
燃料タンク容量11L
変速機形式6速リターン
キャスター角25°30′゜
トレール量88mm
ブレーキ形式(前・後)シングルディスク・シングルディスク
タイヤサイズ(前・後)100/80-17M/C 52P・140/70-17M/C 66S
燃料消費率 WMTCモード値49.4km/L(クラス2・サブクラス2-2)1名乗車時
製造国インドネシア
メーカー希望小売価格51万7000円(消費税10%込)

文:横田和彦、オートバイ編集部/写真:赤松 孝、南 孝幸

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