まとめ:オートバイ編集部/写真:松川 忍
ホンダ「PCX」の特徴

Honda
PCX
2025年モデル
総排気量:124cc
エンジン形式:水冷4ストSOHC4バルブ単気筒
シート高:764mm
車両重量:133kg
発売日:2025年2月6日
税込価格:37万9500円
さらに人気が上がりそうな新外装となって登場!!
PCXは2010年に初代が登場し、2014年に2代目、2018年に3代目、2021年に従来モデルである4代目が登場した。5代目となる今回の車体は、従来型である4代目のコンセプトをさらに発展させた新スタイリングが採用されている。
プレミアム感を一層増した車体は新形状のヘッドライトを採用することで、よりシャープなスタイルに。テールランプではPCXらしい存在感を強調するなどし、リアビューの印象も変わった。

▲左:PCX|右:PCX160
もう1つの大きな変更点と言えば新たに採用されたハンドルカバー。従来のバーハンドルはフルカバーされたが、違和感はなく、より質を高めている。その他にもメーターの装飾変更など細部にも手が加えられている。
税込価格は前モデルの36万3000円から37万9500円になり、1万6500円アップしたが、ここまで進化したのにも関わらず1万6500円アップに抑えられており、良心的な設定と言えるだろう。
ホンダ「PCX」のカラー・人気投票

マットスターリーブルーメタリック

パールジュピターグレー

パールスノーフレークホワイト

パールマゼラニックブラック
【アンケート】あなたはどのカラーが好きですか?
お好きなカラーをポチっとお選びください。投票後、集計結果をご覧いただけます。
ご投票ありがとうございました。
ホンダ「PCX」の注目ポイント

エッジの効いた外装に合わせてLEDヘッドライトも形状変更。一体感のあるポジションランプとウインカーのレイアウトとすることで、これまでよりもシャープな印象に。写真はハイビームとハザードを点灯させた状態。

メーターの装飾が変更されたが、これまでと同じく中央に反転液晶デジタルメーターを配し、左右に各種インジケーターがレイアウトされる。エンジン始動時に規定電圧を下回った場合に点灯し、バッテリー上がりを未然に認識できるバッテリー電圧低下警告灯も備わっている。

歴代のモデルを含め前モデルまで採用されていたバーハンドルではなく、新たにカバーを採用。上質さは増したが、これまでのようにハンドルバーにクランプするタイプのマウントなどは使用できなってしまった。

ヘッドライトと同じくテールランプのデザインも一新。ストップランプとテールランプを一体化するように配置することで高い被視認性を確保。テール、ストップ、ハザードランプが全て点灯することで、特徴である「X」の文字が浮かび上がってくる。
ホンダ「PCX」の主なスペック・燃費・製造国・価格
全長×全幅×全高 | 1935×740×1125mm |
ホイールベース | 1315mm |
最低地上高 | 135mm |
シート高 | 764mm |
車両重量 | 133kg |
エンジン形式 | 水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 124cc |
ボア×ストローク | 53.5×55.5mm |
圧縮比 | 11.5 |
最高出力 | 9.2kW(12.5PS)/8750rpm |
最大トルク | 12N・m(1.2kgf・m)/6500rpm |
変速機形式 | Vベルト無段変速 |
燃料タンク容量 | 8.1L |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク(ABS)・シングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 110/70-14M/C 50P・130/70-13M/C 63P |
乗車定員 | 2人 |
燃料消費率 WMTCモード値 | 47.7km/L(クラス1)1名乗車時 |
製造国 | ベトナム |
メーカー希望小売価格 | 37万9500円(消費税10%込) |