1997年に発売されたホンダ「CBR1100XX」。その特徴と、前後に登場する同系統のモデルなどについて紹介しよう。
まとめ:オートバイ編集部
まとめ:オートバイ編集部
ホンダ「CBR1100XX」の特徴

Honda
CBR1100XX
1997年
総排気量:1137cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:810mm
乾燥重量:223kg
輸出車
弾丸のようなフォルムと164PSのパワー
カワサキ・ZZ−R1100の牙城を崩すべく、世界最高のスポーツバイクを目指したCBR1100XX。コンパクトさを徹底追求した新設計エンジンはデュアルシャフトバランサーを搭載し、164PSのパワーを実現した。
これを新設計アルミツインチューブフレームに搭載し、外装には空気を切り裂く弾丸のようなフォルムを採用。速さだけでなく、快適性も備えたツアラーとして2001年にはFI化も受け、多くのライダーに支持された。
ホンダ「CBR1100XX」の注目ポイント

アルミツインチューブフレームはCBR900RRのノウハウも投入されたもの。コンパクトなエンジンと合わせ、マスの集中化を実現。

初代ブラックバードのメーターはオーソドックスなアナログ3眼。FI化された後期型ではスピードメーターがデジタル化された。

アッパークランクケースとシリンダーブロックを一体化した1137cc新設計ユニットは164PSを発揮。フレームには22度前傾してマウントされた。
ホンダ「CBR1100XX」の主なスペック
全長×全幅×全高 | 2160×720×1170mm |
ホイールベース | 1490mm |
最低地上高 | 130mm |
シート高 | 810mm |
車両重量 | 223kg(乾燥) |
エンジン形式 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 1137cc |
ボア×ストローク | 79×58mm |
圧縮比 | 11.0 |
最高出力 | 164PS/10000rpm |
最大トルク | 12.7kg-m/7250rpm |
燃料タンク容量 | 22L |
変速機形式 | 6速リターン |
ブレーキ形式(前・後) | Φ310mmダブルディスク・Φ256mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17・180/55ZR17 |