カワサキ「エリミネーター」シリーズ 2025年モデル 特徴
「SE」はボディカラーを変更、新たに“プラザエディション”をラインナップ
2023年3月17日に大阪モーターサイクルショーで世界初公開され、同年4月25日に発売されたカワサキ「エリミネーター」シリーズ。ロー&ロングの大柄な車体に、排気量398ccの並列2気筒エンジンを搭載する。400ccクラスのクルーザーモデルは国内メーカーでは現行唯一の存在だ。
同時に登場した「エリミネーター SE」は、ヘッドライトカウルやフォークブーツ、専用シート、USBタイプCの電源ソケットを標準装備。さらにミツバサンコーワ製のGPS対応型ドライブレコーダーを備える。ドラレコが標準搭載された初のモデルとしても発表時は大きな話題となった。
そんな「エリミネーター」と「エリミネーター SE」の2025年モデルが早くも登場した。新モデル「エリミネーター プラザエディション」も追加されている。
「エリミネーター」の変更点は価格のみ。従来の税込75万9000円から新価格・税込81万4000円に改定されている。
「エリミネーター SE」はカラー&グラフィックを一新。ニューカラーの2色で展開される。車両価格は従来の税込85万8000円から新価格・税込91万3000円となった。
「エリミネーター プラザエディション」は、この2025年モデルで新たにラインナップに加わったバリエーションモデルだ。スタンダードのエリミネーターをベースに、SEに備わるドライブレコーダーと電源ソケットを搭載する。スタンダードモデルとSEの中間グレードといえるだろう。カラーは専用色の「パールサンドカーキ」「パールストームグレー」の2色が用意されている。車両価格は税込86万9000円。
カワサキ「エリミネーター」シリーズ 2025年モデル 一覧
エリミネーター|メタリックフラットスパークブラック
エリミネーター SE|メタリックフラットスパークブラック×メタリックマットダークグリーン
エリミネーター SE|ファントムブルー×エボニー
エリミネーター プラザ エディション|パールサンドカーキ
エリミネーター プラザ エディション|パールストームグレー
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カワサキ「エリミネーター」シリーズ 2025年モデル 主なスペック・燃費・製造国・価格
全長×全幅×全高 | 2250×785×1100《[1140]》mm |
ホイールベース | 1520mm |
最低地上高 | 150mm |
シート高 | 735mm |
車両重量 | 176《178》[177]kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 398cc |
ボア×ストローク | 70.0mm×51.8mm |
圧縮比 | 11.5 |
最高出力 | 35kW(48PS)/10000rpm |
最大トルク | 37N・m(3.8kgf・m)/8000rpm |
燃料タンク容量 | 12L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 30゜ |
トレール量 | 121mm |
タイヤサイズ(前・後) | 130/70-18M/C 63H ・150/80-16M/C 71H |
ブレーキ形式(前・後) | Φ310mmシングルディスク・Φ240mmシングルディスク |
乗車定員 | 2人 |
燃料消費率 WMTCモード値 | 25.7km/L(クラス3-2)1人乗車時 |
製造国 | タイ |
メーカー希望小売価格 | 81万4000円《91万3000円》[86万9000円](消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵