近年の原付二種ブームを支えているのは、個性あふれる車種が非常に多く、選択肢が充実していること。スクーターからレジャー、マニュアルミッション車から、フルサイズの本格スーパースポーツまで、このクラスにはさまざまなモデルを選べるのだ! 月刊『オートバイ』&webオートバイで投票を募った「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー 2023」(125クラス)の結果をお伝えする。
まとめ:オートバイ編集部

第1位

ホンダ「CB125R」

画像: Honda CB125R 総排気量:124cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 シート高:815mm 車両重量:130kg 税込価格:47万3000円

Honda CB125R

総排気量:124cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
シート高:815mm
車両重量:130kg

税込価格:47万3000円

発売からしばらく経った後、1位に大躍進! フルサイズ時代の到来か

続々とニューモデルが登場し、競争がますます激しくなっている125クラスを制したのは、ネオスポーツカフェコンセプトのスポーツネイキッド、CB125R。前後17インチホイールを採用したフルサイズモデルで、特に大きなモデルチェンジもないのに、2022年の当ランキング9位からいきなりの1位躍進となったあたりに、このクラスのフルサイズスポーツに対する注目度の高まりを感じる。

ボディデザインはひとクラス上の風格が感じられる上質なもので、SFF-BP倒立フォークや、急制動時にリアタイヤの浮き上がりを抑制するIMU付きABSを標準装備するなど、上位モデル並みの装備を誇る。搭載されるシングルエンジンは水冷DOHC4バルブで、軽快な走りを実現。スイングアーム下にエンドがあるショートマフラーは軽量化とマスの集中化にも貢献している。

画像: それまでのSOHCから2021年にDOHC化された水冷シングルユニットは、クラストップの15PSを発揮。走りも一段と爽快なものになった。

それまでのSOHCから2021年にDOHC化された水冷シングルユニットは、クラストップの15PSを発揮。走りも一段と爽快なものになった。

画像: フロントフォークにはショーワのSFF-BPを採用。ブレーキもペータルディスクにラジアルマウントキャリパーを採用する豪華ぶり。

フロントフォークにはショーワのSFF-BPを採用。ブレーキもペータルディスクにラジアルマウントキャリパーを採用する豪華ぶり。

画像: メーターは従来通り、コンパクトな一体型のデジタルメーター。見やすい反転表示式で、ギアポジションインジケーターも備える。

メーターは従来通り、コンパクトな一体型のデジタルメーター。見やすい反転表示式で、ギアポジションインジケーターも備える。

画像: CB1000Rを旗艦とする「ネオスポーツカフェ」コンセプトシリーズの末っ子らしく、ボディの造形はダイナミックでスポーティなもの。

CB1000Rを旗艦とする「ネオスポーツカフェ」コンセプトシリーズの末っ子らしく、ボディの造形はダイナミックでスポーティなもの。

主なスペック・価格

全長×全幅×全高2040×820×1055mm
ホイールベース1345mm
最低地上高140mm
シート高815mm
車両重量130kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
総排気量124cc
ボア×ストローク57.3×48.4mm
圧縮比11.3
最高出力11kW(15PS)/10000rpm
最大トルク12N・m(1.2kgf・m)/8000rpm
燃料タンク容量10L
変速機形式6速リターン
キャスター角24゜12′
トレール量90mm
タイヤサイズ(前・後)110/70R17M/C 54H・150/60R17M/C 66H
ブレーキ形式(前・後)Φ296mmディスク・Φ220mmディスク
燃料消費率 WMTCモード値46.8km/L(クラス2-1)1名乗車時
メーカー希望小売価格47万3000円(消費税10%込)

まとめ

ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー2023 
原付二種125ccクラスTOP10

順位メーカー車名POINT
1HondaCB125R4727
2HondaCT125 HUNTER CUB3973
3HondaPCX2422
4HondaDax1252264
5HondaMonkey1252113
6YAMAHAXSR1251912
7SUZUKIGSX-R125 ABS1258
8HondaCROSS CUB 1101007
9HondaGROM956
10HondaSuper Cub 110856
10YAMAHATRICITY125856

※このランキングは、月刊『オートバイ』2023年10月号で発表したものになります(投票期間は2023年6月1日~8月10日・月刊『オートバイ』およびwebオートバイで募集を行いました)。

まとめ:オートバイ編集部

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