近年の原付二種ブームを支えているのは、個性あふれる車種が非常に多く、選択肢が充実していること。スクーターからレジャー、マニュアルミッション車から、フルサイズの本格スーパースポーツまで、このクラスにはさまざまなモデルを選べるのだ! 月刊『オートバイ』&webオートバイで投票を募った「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー 2023」(125クラス)の結果をお伝えする。
まとめ:オートバイ編集部

第3位

ホンダ「PCX」

画像: Honda PCX 総排気量:124cc エンジン形式:水冷4ストOHC4バルブ単気筒 シート高:764mm 車両重量:133kg 税込価格:36万3000円

Honda PCX

総排気量:124cc
エンジン形式:水冷4ストOHC4バルブ単気筒
シート高:764mm
車両重量:133kg

税込価格:36万3000円

スタイリッシュで便利、走りも爽快な傑作モデル

使い勝手の良さと質感の高さを兼ね備えたシティコミューター、PCXが3位にランクイン。2010年に初代がデビューして以来、モデルチェンジを重ねるたびに装備が充実してきた。現行モデルのスタイリングは先進性と上質感、スポーティさを融合したもの。

エンジンは最高出力をアップさせつつ、最新の排気ガス規制をクリア。新設計されたフレームの剛性は高く、タンデム走行でも不安を感じない。フロント14/リア13インチタイヤによるハンドリングはナチュラルで、優れた安定性と快適な乗り心地を実現。トラクションコントロールも装備されている。USBソケットの標準装備やラゲッジボックスの容量アップなど、利便性も向上している。

画像: パワフルな水冷4ストOHC4バルブの「eSP+」エンジンを搭載。マフラー内部の構造とキャタライザーの配置を最適化し、排気抵抗の低減と排気ガスの浄化にも貢献している。

パワフルな水冷4ストOHC4バルブの「eSP+」エンジンを搭載。マフラー内部の構造とキャタライザーの配置を最適化し、排気抵抗の低減と排気ガスの浄化にも貢献している。

画像: 便利なスマートキーシステムを採用。キーを出さなくてもイグニション、ハンドルロック、シートとフューエルリッドの操作が可能。

便利なスマートキーシステムを採用。キーを出さなくてもイグニション、ハンドルロック、シートとフューエルリッドの操作が可能。

画像: 未来的なデザインのメーターは反転表示液晶を使ったオールデジタル。トルクコントロールのHSTCも標準装備されている。

未来的なデザインのメーターは反転表示液晶を使ったオールデジタル。トルクコントロールのHSTCも標準装備されている。

画像: ジェットヘルメットも余裕で収納可能なトランクスペースは30リットル容量。開口部が大きいので荷物も放り込みやすくて便利だ。

ジェットヘルメットも余裕で収納可能なトランクスペースは30リットル容量。開口部が大きいので荷物も放り込みやすくて便利だ。

主なスペック・価格

全長×全幅×全高1935×740×1105mm
ホイールベース1315mm
最低地上高135mm
シート高764mm
車両重量133kg
エンジン形式水冷4ストSOHC4バルブ単気筒
総排気量124cc
ボア×ストローク53.5×55.5mm
圧縮比11.5
最高出力9.2kW(12.5PS)/8750rpm
最大トルク12N・m(1.2kgf・m)/6500rpm
燃料タンク容量8.1L
変速機形式Vベルト無段変速
タイヤサイズ(前・後)110/70-14M/C 50P・130/70-13M/C 63P
ブレーキ形式(前・後)シングルディスク・シングルディスク
燃料消費率 WMTCモード値48.1km/L(クラス1)1名乗車時
メーカー希望小売価格36万3000円(消費税10%込)

第2位

ホンダ「CT125・ハンターカブ」

画像: Honda CT125 HUNTER CUB 総排気量:123cc エンジン形式:空冷4ストOHC単気筒 シート高:800mm 車両重量:118kg 税込価格:44万円

Honda CT125 HUNTER CUB

総排気量:123cc
エンジン形式:空冷4ストOHC単気筒
シート高:800mm
車両重量:118kg

税込価格:44万円

オフロードも気兼ねなく楽しめるタフさも魅力!

クラストップでもおかしくないほど高い人気を誇るのが2位のCT125・ハンターカブ。スーパーカブC125をベースに、郊外までのツーリングや林道でのトレッキングなど、幅広い用途に使えるようフレーム剛性を最適化。ストローク量を増やしたフロントフォークや前後ディスクブレーキ、アップマフラー、ハイマウント吸気ダクト、アンダーガードなど不整地での走行性能を高める装備が導入されている。

エンジンは現行モデルでロングストローク化され、低中回転域での力強い走りと高回転域の伸びを両立。市街地では交通の流れを楽にリードし、グリップが低い林道ではホイルスピンを最小限に抑えながらグイグイと進んでいくこともできる。

画像: エンジンはスーパーカブC125と同様のロングストローク仕様。フロントのサブフレームは今回から上部に補強ビームが追加された。

エンジンはスーパーカブC125と同様のロングストローク仕様。フロントのサブフレームは今回から上部に補強ビームが追加された。

画像: タフでワイルドなイメージにも貢献しているアップマフラー。サイドカバーのロゴデザインは左右非対称という凝ったものとなっている。

タフでワイルドなイメージにも貢献しているアップマフラー。サイドカバーのロゴデザインは左右非対称という凝ったものとなっている。

画像: 大型のリアキャリアの形状は基本的に従来モデルと同様。リアショックは5段階のプリロード調整が可能なタイプに変更された。

大型のリアキャリアの形状は基本的に従来モデルと同様。リアショックは5段階のプリロード調整が可能なタイプに変更された。

画像: モンキー125と同タイプのデジタルメーターは反転表示液晶の丸型タイプ。小ぶりだが見やすく、機能も充分なものだ。

モンキー125と同タイプのデジタルメーターは反転表示液晶の丸型タイプ。小ぶりだが見やすく、機能も充分なものだ。

主なスペック・価格

全長×全幅×全高1965×805×1085mm
ホイールベース1260mm
最低地上高165mm
シート高800mm
車両重量118kg
エンジン形式空冷4ストOHC2バルブ単気筒
総排気量123cc
ボア×ストローク50.0×63.1mm
圧縮比10.0
最高出力6.7kW(9.1PS)/6250rpm
最大トルク11N・m(1.1kgf・m)/4750rpm
燃料タンク容量5.3L
変速機形式4速リターン
キャスター角27°00'
トレール80mm
タイヤサイズ(前・後)80/90-17M/C 44P・80/90-17M/C 50P
ブレーキ形式(前・後)シングルディスク(ABS)・シングルディスク
燃料消費率 WMTCモード値63.7km/L(クラス1)1名乗車時
製造国タイ
メーカー希望小売価格44万円(消費税10%込)

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