この記事では、同企画内で「50クラス(~50cc)」にカテゴライズされるモデルを一部紹介します。
Honda Super Cub 50/PRO
H-051(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
ビジネスシーンはもとより、趣味性の高いアイテムとしても堅実な人気を維持する伝統の1台。2017年にフルモデルチェンジを受け、伝統のスチール製バックボーンフレームに樹脂製外装を組み合せた車体、LED採用の丸型ヘッドライト、環境性能を向上させた空冷単気筒エンジンを採用。
自動遠心クラッチ採用によりペダルを踏み込むだけで変速操作可能なクラッチレスの4速ミッションを搭載する。昨年6月にはカラーチェンジされた2022年モデルが発売され、同時に配達業務向けモデルのPROも仕様変更を受けた。
両モデルともにマフラープロテクターがブラックカラーとなり、STDのスーパーカブ50では従来メッキ仕上げだったリアキャリアもブラックカラーとなった。STDのラインアップは、新色のグリントウェーブブルーメタリックを含む全3色。
Honda CROSS CUB 50/CROSS CUB 50・くまもんバージョン
H-052(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
ヘビーデューティ感あふれるヘッドライトガードを備え、軽快さを重視したレッグシールドを持たないスタイリングが特徴のクロスカブ。14インチの前後ホイールを採用し、シート高も740mmと低く設定されているのも魅力。
また熊本県のPRマスコットキャラクター「くまモン」をイメージしたカラーリングの「くまモンバージョン」もラインアップされている。両モデルともエンジンなどの基本コンポーネントはスーパーカブ50と共通。
2022年モデルではカラーチェンジが行われ、従来モデルではクロームメッキされていたマフラーガードとリアキャリアがブラックカラーとなり、STDのボディカラーも一新され、2色展開となった。くまモンバージョンは従来どおりにグラファイトブラック1色でレッドの差し色が目を引くポイントとなっている。
Honda GIORNO / GIORNO くまモンバージョン
H-053(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
お洒落で愛らしいデザインと取り回しやすい車体サイズが魅力の50ccスクーター。環境性能と力強いパワー特性を合わせ持つeSPエンジンを搭載し、アイドリングストップシステムを標準搭載。
2022年モデルではフロントエンブレムのデザインを統一。色変更も行われて全5色のラインアップとなり、くまモンバージョンも継続発売されている。
Honda Dunk
H-054(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
若者を中心とした年齢層に人気のモデルで、2014年のデビュー以来長く支持されているスタイリッシュスクーター。グローブボックス内アクセサリーソケットをはじめ、容量が大きいラゲッジボックス、フラット形状シートなど使い勝手は良好で、扱いやすく環境性能にも優れた水冷eSPエンジンによるキビキビした乗り味も魅力。
Honda TACT/TACT・BASIC
H-055(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
水冷eSPエンジンを搭載するベーシックな50ccスクーター。容量20Lのシート下収納スペースなど実用性も高い。「ベーシック」はノーマルからシート高を15mm低く設定したバリエーションモデル。タクトが1色、ベーシックは継続の1色を含め全5色の設定となっている。
Honda EM1 e:
H-059(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
2023年8月から一般向けに市販される、原付一種相当の電動パーソナルコミューター。動力源にはホンダモバイルパワーパックe:を1個仕様し、満充電で53km(30km/h定地走行テスト値)を実現。
スタイリングは直線基調のスッキリしたデザインで、ボディカラーは2色を用意。バッテリー、充電器込みで30万円を切る価格にも注目だ。