ノアと横田の凸凹コンビが、話題のモデルの魅力をズバッと評価するこの企画。今回は800ccのパラレルツインスポーツ対決だ。比較するモデルは発売されて間もないGSX-8Sと日本に再導入された790DUKEの2台。スポーツモデルが大好きな二人はどのような評価を下すのか!?
文:ノア セレン、横田和彦/写真:南 孝幸

790DUKE VS GSX-8S|総合評価

800ccスポーツパラツインは奥が深い。2人の意見がまっ二つに分かれた!

画像1: 790DUKE VS GSX-8S|総合評価

横田和彦のファイナルジャッジ

似ているようでぜんぜん違う選手権! 好みは790DUKE!

ほぼ同じ車格でシルエットも類似。さらにストリートでの扱いやすさや高速道路でのスタビリティ性能なども互角。これはなかなか判断が難しいぞ。そう思いつつワインディングを走ると大きなキャラクターの違いを認識した。それぞれで走りを堪能しヘルメットを脱いだ瞬間、ノアに「どっちが好み!?」と聞かれ即座に「790DUKE!」と返答。その心は自分でコントロールした感が強く得られたから。大型クラスらしからぬ、軽量モタードのように身体全体で操るハンドリング特性をあらためて楽しいと実感した。軽快さと安定感が高次元でバランスしたGSX-8Sのハンドリングもかなり良かったが、ボク好みの刺激は790DUKEからより強く感じられたのだ。

画像2: 790DUKE VS GSX-8S|総合評価

画像6: 【比較インプレ】KTM「790DUKE」VS スズキ「GSX-8S」|スポーツ走行性能・ツーリング適性・装備の充実度まで徹底チェック

ノア セレンのファイナルジャッジ

意外とコンサバな僕はスズキに一票!

SV650のオールラウンド性が好きなので、GSX-8Sの倒立フォークやパワーモード、外車勢を意識したようなデザインに一抹の不安があったものの、走ってみればスズキらしい懐の深さがありすっかり気に入ってしまった。あらゆる面において外車勢と同じ土俵に立った感があるのに106万7000円の価格設定も素晴らしい。790DUKEはもう一段スポーツにフォーカスしているため、エキサイティングさや、絶対的速さは魅力だが、ハイグリップタイヤを履きたくなるほど先を追い求めたくもなった。僕はツルシのままで十分楽しく、公道では安心のハイペースが可能なGSX-8Sに一票。ただ国産なのにハイオク仕様なのは残念。

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    KTM 790DUKE
  • 画像8: 【比較インプレ】KTM「790DUKE」VS スズキ「GSX-8S」|スポーツ走行性能・ツーリング適性・装備の充実度まで徹底チェック
    SUZUKI GSX-8S
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    KTM 790DUKE
    35
    231
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    SUZUKI GSX-8S
    65
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文:ノア セレン、横田和彦/写真:南 孝幸

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