この記事では、同企画内で「400クラス(251~400cc)」にカテゴライズされる国内メーカーのバイクをまとめて紹介します。
Honda 400X
H-023(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
2019年のマイナーチェンジでLEDヘッドライトを活かしたタフな新デザインへと進化。それまで18インチだったフロントホイールが19インチに変更された。2022年モデルのマイナーチェンジでは、フロントフォークにショーワSFF-BPを採用しダブルディスク化。
またフロントホイールの軽量化、スイングアームの剛性最適化など、足まわりをアップデート。さらに、ヘッドライトの光量をアップし、ポジションランプ機能を持たせたウインカーを採用するなど、細部もブラッシュアップされている。
Honda CBR400R
H-024(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
2016年、2019年と2度のモデルチェンジを経て、スタイリングはやや大人しめな印象からCBR250RRを思わせる、アグレシッブな最新スーパースポーツ的雰囲気へと大胆に変身。合わせてハンドルが低い位置に移され、より前傾の強いスポーティなライディングポジション設定になった。
エンジンもカムの変更、FIシステムや吸気系の見直しなどの改良を受け、最高出力はそのままだが、中低速でのトルクを増強。2022年モデルでは、倒立フロントフォークを採用しホイールデザインも変更。ラジアルマウントのブレーキキャリパーを採用するなどリニューアルされた。
Honda CB400 SUPER FOUR
H-025(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
1992年デビューのCB400スーパーフォアは、日本の400ccスポーツクラスを長年に渡り牽引してきた代表的存在。回転数に応じて2 / 4バルブを切り替えるハイパーVTEC Revoを採用したエンジン、正立フォーク、ダブルクレードルフレーム、リアツインショックと、メカニズムはコンベンショナルな構成だ。2022年10月をもって生産終了となり、30年の歴史に幕を閉じた。
Honda CB400 SUPER BOL D'OR
H-026(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
CB400スーパーフォアのハーフカウルバージョンがスーパーボルドール。防風効果の高いウインドスクリーンとハーフカウルにより高速クルージングでの快適性が高められ、カウルの両サイドに設けられている収納スペースも、スーパーボルドールならではの装備。
2019年モデルよりABS、スポーツグリップヒーター、ETC 2 . 0車載器を標準装備する。CB400SF同様、2022年10月で生産終了となった。
Honda GB350
H-027(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
クラシカルな佇まいと、フロント19・リア18インチホイールにツインショックというオーソドックスなスタイルのシングルスポーツ。ロングストロークの348cc空冷単気筒エンジンは最新技術を投入して優れた環境性能を実現、路面状況に応じてエンジントルクを制御してスリップを抑止するHSTC、前後独立ABSなど最新技術を各部に採用している。
2023年7月6日に発売された最新モデルでは平成32年(令和2年)排出ガス規制に対応。新色のマットパールグレアホワイトが登場している。
Honda GB350 S
H-028(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
GB350のスポーティバージョンがGB350S。空冷単気筒エンジンとフレームは基本的にGB350がベースだが、リアホイールを17インチ化すると同時にワイドなリアタイヤを組み合わせ、より深いバンク角を確保するために形状を変更したマフラーも装着。ライディングポジションもやや前傾ぎみに設定され、フロントフォークブーツも標準装備する。
2023年7月6日に発売された最新モデルでは平成32年(令和2年)排出ガス規制に対応。新色のプコブルーが登場している。