「Furiosa」The Artist: Tamara Alves(Portugal)
作品の中に自分自身を入れ込み、見るものに様々な感情を抱かせる作品を描くTamara Alvesの感性と、Art On Wheels Garageのカスタムテクニックにより製作されたダックス125。
車体全体にはリアルに見えるサビ塗装を施し、パイプワークによるガード類、焦げて破けたあとからタータンチェックがチラリと見えるシート、Tamara Alvesのアイコンであるオオカミをペイント、フリーハンドのレタリングなどで、世紀末を想像させる仕上がりに。
「Tokyo」The Artist: GREMS(France)
アーティストのアルバムデザインやナイキ、スウォッチ、コンバースなどのブランドとアートコラボするGREMSと、ビルダーのGeorge Woodmanが製作したモンキー125は、イエロー×レッドの配色で目を惹き、フロントのゼッケン、バイクの造形としては類を見ないテールデザインなど、アーティステックなカスタムで作り上げられた1台。
ワクに取られがちなペイントにおいて、アーティストならではのデザインや配色など、このコラボレーションならではの仕上がりとなっている。
「Let’s Grom」The Artist: Franceso Marchesani(Italy)
イタリアのグラフィティアーティストFranceso MarchesaniとライダーのAlex Polita選手がコラボしたグロムは、グラフィティとレーサーの2人の個性を最大限に引き出したカスタムの1台。
グロムならではのシュラウド部分をメインキャンパスに使用し、シートにもテーマである文字を配し、レーサーならではのミラーレスや灯火類の小型化など、グロムカスタムにおいてマネしやすいアイデアで仕上げられている。
「Manjushage」The Artist:@lanaarts23(Germany)
テーマにもなっているマンジュシャゲ(曼珠沙華)、彼岸花がタンクに描かれたモンキー125は、ドイツのアーティスト@lanaarts23と、ホンダディラーの技術者であるMaximilian Zechによって製作されたカフェレーサー仕様。
マンジュシャゲとホンダをリンクさせて仕上げたマシンだが、この色合いやカスタムで日本をイメージさせる仕上がりとなっている。
【アンケート】アナタはどのアーティストのマシンが気に入りましたか?
お好きなマシンをポチっとお選びください。投票後、集計結果をご覧いただけます。
投票ありがとうございました。
レポート:山ノ井敦司