中核車両となったZ900RS向け製品を大切に育て上げる

2017年の東京モーターショーで世界初公開、その直後となる’17年末に国内発売されて以来、大ヒット作として今も人気を維持し続けるネオレトロスポーツ、カワサキZ900RS。’22年秋に発売された’23年モデルでは新排出ガス規制適合のためのビッグマイナーチェンジが施され、型式も従来の2BL-ZR900Cから8BL-ZR900Kへと変わった。

こうした変更が行われた場合にアフターマーケットメーカーがまず行うことは、新型式のモデルにも従来のパーツがそのまま使えるかの確認作業だ。もちろんマフラーは新しい型式に適合させての政府認証取得が必要だが、それ以外のパーツがそのまま付くのか? はまた別の問題。

車両メーカーや車種によってはこうした新型式への変更を機に、素材や各パーツの装着ボルト位置、場合によってはパーツ形状を変更したりもする。これは外部にアナウンスされるものでもないから、各パーツメーカーは実車を取り寄せてひとつひとつ確認していき、晴れて装着可となれば、ホームページやカタログに謳う。パーツメーカーにとっては地味ながら大変な作業となるのだ。

そうした確認作業を冒頭の’23年型Z900RSに対していち早く行ったのが、カラーズインターナショナルが展開する、ストライカー・ブランドだ。写真はその適合確認を終えたパーツ群を装着したものだ。

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「Z900RS(初代)の発売時に先陣を切ってパーツを揃えた自負がありますから、’23年モデルでもそのスピード感は大事にしたかった。Z900RS用パーツ群は今や当社の旗艦製品です。新車を購入するライダーの皆さんにも『Z900RSならストライカー』をアピールする絶好の機会として捉えています」とは、同社でパーツ開発を担当する高橋秀行さん。

ストライカー・ブランドのお家芸、マフラーもJMCAの認証試験に合格済みで、’22年12月にオーソドックスな真円サイレンサーとカーボンエンドを採用した異形 OFF-Type B サイレンサーの2種のフルエキゾーストを発売した。

シェルは青いグラデーションの焼き色を持つ「チタンヒートカラー」とチタン素地感を生かした「チタンソリッド」。この車両が装着するオールブラックのブラックラインも発売に向けて準備が進んでいる。

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この車両を見ればどれが付けられるかも一目瞭然。ユーザー・ファーストをテーマに掲げ、Z900RSパーツを大事に育て上げるというカラーズインターナショナル/ストライカーのこの車両は’23年型Z900RSのオーナー必見、そう言える1台なのだ。

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“G-STRIKERステムキット”はフォークピッチ(210mm)/フォークオフセット(34mm)とも純正同等。ハンドルクランプ部も純正に同じ高さとしている。アルミ削り出しでトップブリッジはウイングタイプ。ブラック/ブラウン/シルバーの3色があり、19万8000〜20万9000円。

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“マイルドシート加工”はカラーズインターナショナルのアンテナショップ、ストライカーワークスによるオリジナルサービス。純正シートでは少し硬く、長距離が疲れるという向きにお勧めという。持ち込み加工なら3万7400円、加工済みシートは6万1600円での販売。

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ラジエーターのコアやフィン部分の破損、汚れを抑え、ドレスアップ効果もある“STRIKERラジエターコアガード”は2万3100円。〜'20年式と'21年型〜では品番が違うので注意。“STRIKERエアロデザインSADラジエターサイドシュラウド カーボン”は2万8600円。

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平織カーボン クリアゲルコート仕上げとFRP 黒ゲルコート仕上げが選べるストリート向け“STRIKERエアロデザインSADスペシャルアンダーカウル”は4万4000〜6万6000円。標準シルバー/オールブラック/カーボンコンポジットの3種を用意する“STRIKERガードスライダー”(シリンダー前横に装着)は1万4300〜2万7500円。ドレスアップにも効く“STRIKERアルミビレットエンジンハンガー”はヘッド側が1万3200円、シリンダー側は4万6200〜5万7200円だ。写真のシルバーほか、ブラック(シリンダー側は耐熱仕様)がある。

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'23年型Z900RS用のフルエキもJMCA認証試験をパスして'22年末より販売。写真のブラックライン仕様は販売準備中だが、同形状のOFF-TypeBサイレンサーを持ちチタンソリッドorチタンヒートカラー仕上げの“STRIKER “INTER MODEL”SCフルエキゾーストOFF-TypeB JMCA 4-1STD”は27万5000円。真円サイレンサーで同じくチタンソリッド/チタンヒートカラーの“STRIKER STREET CONCEPT チタンフルエキゾースト JMCA 4-1 STD”は25万800円で人気上々。

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足裏の接地面を面で捉えるデザインを施したステップバーを採用し長時間のツーリング時にも疲労の少ない“STRIKER Sports Touring Concept STC STEP KIT 4ポジション”は、純正位置からのバー移動量が20mmBACK/20mmUP、20mmBACK/30mmUP、30mmBACK/20mmUP、30mmBACK/30mmUPの4ポジションで6万3800円。標準の黒アルマイトほか、+1万3200円でカラーオーダーも可能だ。

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STCステップKITと合わせて使いたい、機能とドレスアップ性を両立した“STRIKER スペシャルタンデムステップキット+サイレンサーステーSET”は4万150円。タンデムステップキット単品購入は3万6300円、サイレンサーステー単品は4500円だ。ブラックアルマイト仕上げ。

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STRIKERエアロデザインSADシリーズの“カーボンフロントフェンダー一体式”は3万7400円。“STRIKER アクスルスライダー(フロント)”は9350円。

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純正スイングアーム対応の“STRIKERエアロデザイン“SAD” リアフェンダー ノーマルスイングアーム用”は3万800〜4万6200円。7N01材/異形目の字断面(トリプルスクエア)素材の“G-STRIKERスイングアーム”は19万8000円(純正リヤフェンダー用ステー追加加工などのオプション加工は別途)はハードアルマイトとブラックのほか、半艶ブラック仕上げ(オプションで+4万4000円)も再開している。

取材協力:カラーズインターナショナル

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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