軽く扱いやすくスマートにを実現するコンプリート

ブルドックによるコンプリートカスタムのゼファー1100。セパレートハンドル仕様でビキニカウルを装着し、ホワイトをベースとしたタイガーパターンのカラーも合わせて、スポーティなイメージでまとめられている。ブルドック・和久井さんに聞こう。

「この車両もエンジンは鍛造ピストンを使っています。排気量は1135ccでカムはヨシムラ。ミッションはノーマル5速。排気系はセンターコレクトタイプのフルチタン4-1で、バンク角を確保するようにしています。全体としては、オーソドックスなゼファーのフルコンプリートです」

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排気量や吸排気系を含めたエンジンの仕様についてはコンプリートの全車一律で同じというわけではなく、オーダーによって変わる部分。ただ内容は異なっていても、それぞれをベストにバランスするというのはフルコンプリートのGT-Mとして共通の仕様。ここは間違いない。

一方で車体はフロントの[STD:18→]17インチホイール化が行われる。これとともにステアリングステム(フォークオフセット)の変更でホイール換装時に適正となるトレール量を確保し、前後の車高調整など適正ディメンションを得るようにセッティング。現代モデルのような軽快なハンドリングを得つつ、安定性も確保する。これは空冷ZのGT-M製作で築いた膨大なノウハウをゼファーに応用しているということだ。

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そんな基本をベースにしているから、オーダー(ツーリング主体や、サーキットも走るというようなオーナーの使い方、体格等も含む)による排気量の違い。またバーハンドルやセパレートハンドルのような使用パーツの違いがあっても、柔軟に対応できる。この車両もまた、その好例と言えそうだ。

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スマートな形状のビキニカウルはマッコイ・ブランドで、ミラーはカーボンボディのマジカルレーシングNK-1ミラー・タイプ1ヘッドをハンドルマウントする。

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メーターはゼファー1100の純正のままで、オフセット可変式のステアリングステムおよびセパレートハンドルはマッコイ。左右マスターはブレンボRCSとなる。

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外装はタイガーパターンを応用してペイント。ウインカーはフロントがオイルクーラーサイド、リヤが写真のようにナンバーホルダーサイドに付く。

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シートはマッコイ・スプリームで、良好な乗り心地とホールド性を確保してコントロール性も良好にする。長く乗っても疲れにくい。

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エンジンはJEピストン製の鍛造[φ73.5→]76mmピストンによって[1062→]1135cc化される。カムシャフトはヨシムラでミッションは純正5速を使う。外観はブラック仕上げで各カバー類はも黒の結晶塗装が施される。クラッチシリンダーはウイリーで、ステップはマッコイを装着する。

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キャブレターはFCRφ35mmで、トップカバーはエンジンのヘッドカバーとともに赤の結晶塗装仕上げ。ファンネルとスピゴットはブラック仕上げだ。

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フロントフォークはオーリンズ正立で、フロントブレーキはブレンボGP4 RSキャリパー+サンスター・プレミアムレーシングディスクの組み合わせ。

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リヤブレーキはブレンボP2 34キャリパー+サンスター・プレミアムレーシングディスク。フルチタンの排気系はWinMccoyセンターコレクト4-1だ。

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リヤショックもオーリンズ。スイングアームは7N01アルミ目の字断面製で前後ホイールはアルミ鍛造のラヴォランテ・レジェンダ、前後3.50-17/6.00-17サイズを履く。

取材協力:ブルドック

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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