インドネシアで先日発表された新型CBR250RRの国内仕様をキャッチ! 外装を一新し、パワーアップも実現、加えて、HSTCやハザードといった待望のアイテムも追加した新型の魅力を、実車を見ながら検証していこう。
文:太田安治、オートバイ編集部/写真:南 孝幸

ホンダ新型「CBR250RR」特徴

画像: Honda CBR250RR 総排気量:249.7cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 シート高:790mm 車両重量:168kg 発売日・価格:未定 ※諸元はインドネシア仕様車

Honda CBR250RR

総排気量:249.7cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
シート高:790mm
車両重量:168kg

発売日・価格:未定
※諸元はインドネシア仕様車

あらゆる部分が進化した充実のアップデート!

ホンダが誇るスーパースポーツ、RRシリーズの末弟がCBR250RR。レースシーンでも大活躍中の250RRが、2023年モデルで大規模な進化を果たした。

一見すると従来型と同じようにも見えるが、今回のモデルチェンジでは各所に細かく進化の手が加えられていて、別物と言ってもいいレベルのアップデートが行われている。

ボディパーツはカウル類やフェンダーにいたるまで、ほぼすべての外装パーツはデザインし直されている。エンジンもシリンダーヘッドを新作して圧縮比をアップし、燃焼室形状も変更。国内仕様のスペックは未発表だが、インドネシア仕様は41→42PSにアップしている。

また、Φ37mm倒立フロントフォークはSFF-BPタイプに変更され、足周りも進化。HSTC(Honda セレクタブル トルク コントロール)やハザードランプなど、装備も充実した「全身進化」での登場となる。

ホンダ新型「CBR250RR」太田安治の実車チェック

画像: ホンダ新型「CBR250RR」太田安治の実車チェック

プロダクションレースの成績からも推察できるように、CBRのスポーツ性能は初代登場から6年を経てもクラストップレベル。

新型は一見するとマイナーチェンジのようだが、カウルをはじめとする外装類が一新され、エンジンも圧縮比アップや吸排気系の変更でパワーを引き上げている。ミッションのギアレシオ変更、二次減速比のショート化は、CBRの強みであるコーナー立ち上がりの加速性能に磨きをかけるためだろう。

フロントフォークはSFF-BPで、おそらくフルブレーキングからターンインまでの接地性を上げる狙いがあるはず。トラクションコントロールも装備され、さらにコーナリングが楽しいマシンになったことは間違いない。

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