防風素材や発熱繊維、電熱アイテムの登場で、冬のライディングは「ひたすら重ね着して耐える」時代ではなくなった。ツーリング動画撮影のためモトグッチV7Ⅲレーサーでツーリングする平嶋夏海、クロスカブで片道60kmの下道通勤を楽しむオートバイ編集部・黒田、インプレ撮影でいろいろなオートバイで一日中駆け回るテスター太田安治。それぞれが試行錯誤してたどり着いた冬対策を紹介しよう。

テスター・太田安治の防寒装備

画像: 「手足と首周りの冷え対策を徹底している」のがテスター太田。プライベートでは上から下まで12V電熱ウエアで武装しているが、仕事モードでは写真のスタイル。止まり写真の撮影を待つ間に耳が冷えないよう、ニットキャップは必須だという。

「手足と首周りの冷え対策を徹底している」のがテスター太田。プライベートでは上から下まで12V電熱ウエアで武装しているが、仕事モードでは写真のスタイル。止まり写真の撮影を待つ間に耳が冷えないよう、ニットキャップは必須だという。

装備の詳細
キャップ:クシタニ ニットキャップ
ヘルメット:アライ RX-7X(ダブルレンズシールド付き)
ジャケット:クシタニ アキュートジャケット
インナージャケット:クシタニ ホワイトグースダウンジャケット
グローブ:クシタニ アウトドライアドマイアグローブ
パンツ:クシタニ エクスパンドウインドカットパンツ
ブーツ:アルパインスターズ SMX-1

エンジン熱を利用した暖房付きオートバイ、出ないかなあ…

名実ともに高齢ライダーの僕は、寒い時期になると頸椎ヘルニアの再発、過去の古傷の痛みと痺れに怯える。仕事ではどんなに寒くても走るから、新しい防寒アイテムは片っ端から試して積極的に導入しています。

感動的に暖かいのは12V電源の電熱インナーなんだけど、僕が仕事で乗るのはメーカーの広報車だし、何台も乗り換えながら走ることが多いので電源を引く時間的な余裕はない。なので基本は防風と保温の徹底追求です。

アンダー上下はワークマンの「キルトレイヤープラス」かユニクロの「超極暖」で、ダウンのインナージャケットの上に防風のウインタージャケット。パンツは裏地に防風機能のあるウインタータイプで、シューズの中は厚手の靴下にトゥウォーマーを入れる。グローブは移動中が厚手の冬用で、走り撮影のときは操作性のいい3シーズン用に代えている。

外気温が10℃以下になったら、上はバッテリー式の電熱ベスト、下はオーバーパンツを追加。さらに首の後ろと腰、太股の上に使い捨てカイロを貼れば完璧だ。

そうそう、ヘルメットのシールドは曇らないダブルレンズかピンロックシート付き。曇り防止は重要な寒さ対策のひとつだよ!

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